今日の自分は昨日の自分より良くなる
小商いを始めた。
形態は飲食業、キッチンカーだ。
飲食業は未経験。料理もここ2年くらいで始めた。
ただ、とにかく外的要因に左右されない、自分の事業を作りたいと思い始めてみた次第だ。
結論から言うと、まだ稼働させて間もないが、これがすこぶる良い。
経済的には厳しいが、何というか、それに携わっている内はエネルギーに満ち満ちているのを感じるのだ。
現時点では早朝から遅くまで一人で働くセルフブラック形態だ。時間に換算すると収入は大したことないだろう。ただ、それに携わる自分は確実に進歩していっている。昨日より確実に効率的になり、クオリティも上がり、視野が広がっていく。経済面は豊かではないが確かな手ごたえはある。これ以外の仕事が明日から無くなっても、頑張ればなんとかなるだろうという感覚はある。
今日の自分は昨日の自分より良くなっていく。さらには経済面における一定の心理的安全性は確保されている。このような感覚は初めてかもしれない。夜まで仕事するのが一切の苦にならない。しんどくない。仕事に携わる明日の自分が楽しみですらある。
もしかするとかつての日本人の多くはこの感覚を宿していたのかもしれない。だとするとかつての日本の経済成長は納得だ。この感覚はかつては時代が用意してくれた。ただ、今は自分で作り上げなければならない。決して楽な道ではないだろうが、目指す価値はあると思う。
時間:5分