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カンパニーイズノットスクール
1184文字
会社は学校じゃねぇ。
そんなドラマもありましたが、
学校では「勉強」や「集団生活」を教えてくれて、宿題や課題が出され、テストが出され、点数によって評価をされてという感じで、基本的には通っていれば日々は進んでいきます。
勉強や集団生活が、うまくいっていなければ、先生たちが時々、軌道修正をしてくれます。気にかけてくれます。
この学校というのは、長年培ったプログラムがあってそれを基本、こなしていくことで、私たちは受動的にものごとに取り組むということをしています。
で、
会社で働くということは(新人の頃は別として)全てを教えてもらってするものではありません。
自分に何ができるかを常に考えて、能動的に行動するものです。
もちろん会社の指示で、指示どおりに動くということもありますが。
また、学校は個人の能力を高めるためにあり、会社は会社の目的達成や利潤の追求のためにあります。
会社では、先生もいないし、誰も正解を教えてくれないし、宿題も出ないし、テストもありません。
先輩や上司やチームメンバーはいるけれど、その人たちも自分のことで必死です。
もし仕事を与えられて、そのプレゼンがあるとした場合、どんな方法で何をすればよいか、資料はどういったもので、どんなデータを集めればいいのか、伝わる話の組み立てはどうしようかなど、全て自分の頭で考えなければなりません。
そして、組織の中でどんなアプローチをすれば信頼関係を構築できるのか、自分の地位を確立するにはどんな結果を残さなければいけないのか?
考えることが山ほどあります。
そのうえで、会社はチームでありながら、競争の上に成り立っているということも頭に入れておかなければなりません。
本心として、「オレのことはいいから、お前は先に行け」みたいな上司なんていないんですよ。建前ではあるのかもしれないけど。みんな生活があるし、お金は1円でも多く欲しいわけですから。
自分で考えて行動して、もがいて、しがみついて、正解を導きだす。失敗を繰り返して、経験値にして、とにかく前に進んでいく。
学校では落ちこぼれても助けてくれますが、会社ではそんなセーフティネットはありません。
なんか残酷なことばかりを書いていますが、実際は「チーム」や「仲間」の存在はとても大切だと思っています。ともに切磋琢磨するのは相乗効果を生みますし、大変なことや苦労、成功なども共有できたりします。
いろんな人がいて、いろんな考え方があり、様々な年齢、多様性があるのが会社であり、そこに自分はどうフィットしていくのか、もう一度考えてみてもいいのかもしれません。
新入社員の方も、まだ何もできないのかもしれないが、
先輩から「教わる」というより、様々なことから「学び取る」という姿勢で、働いていくといいのではないかと思います。
本当は学校で学び直したい、私から共有いたします。