評価を上げたいんだよね?
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仕事においての、自己評価と他者評価について考えてみました。
往々にしてあるのが、「自分はこんなにやっているのに、周りや上司からあまり評価をされていないと感じている」ですよね。
そういった場合、もちろん他社評価が間違っていることもありますが、自己評価が完全にズレちゃってるって場合もあるわけです。
なぜそれが起こるのか?
それを知りたくて、少し勉強してみたんですね。
まず、人は自分に甘くしてしまうということ。なので自分の採点をだいぶ甘めにつけてしまう人が一定数いるということです。
そして、自分を客観的に見ることが、なかなかできていないということ。
じゃあ、どうすればズレがなくなるのか、ということですよね?
答えは、「自分を徹底的に数値化すること」だそうです。
仕事の基本行動全てを数字で表していくということです。
例えばもし営業であれば、何回外出して、何件回って、何回テレアポして、何回メールして、何回話して、何回プレゼンして、という感じで全部を数字にしていく。
その結果、何回中、何回うまくいって、何回うまくいかなかったのか。
そして、それぞれの成功率は何%で、どういう結果だったのか。
こんなことをやっていくと、自分について言い訳できない数字がどんどん出てきます。
それによって、今の自分がどれくらいできている位置にいるのか、客観的に見えてきます。
これが結局、数字も何も出さなければ「私は私なりにがんばっているのに」とか「私はたくさん営業した」とか「もう少しやれば絶対に結果がでる」と勝手に思ってしまって、自己評価が根拠もない、ただの感情になってしまうということです。
きっちり数字を追っていくことによって、自分の現在地を知り、自分のできていない部分や、不足していることに、客観的に数値で気づくことができていきます。
それができると、こんどは今後の対策を容易に立てていくことができるようになっていきます。
訪問での成約確率が高いなら、そこにもっと力をかけるべきでしょうし、テレアポのアポイント率が劇的に低いなら、違うアプローチに変えてみるとか、今後の方法を的確に変えていくことができます。
それを繰り返すうちに、自分の認識と他者の認識が合致してきて、自己評価、他者評価についても大幅なズレというのは、その頃には無くなっていくでしょう。
もう1点は、他者評価をしっかり自分で認識するには、どうしたらいいか?ということです。
それは、「自分からの発信によって、相手の反響を確認する」ということです。
例えでいうと、イルカは仲間の位置を知るために超音波を発信して、その跳ね返ってくる反響で、自分と仲間の位置を把握しています。
まさにこれと同じで、自分からの発信によって、相手の反響から現状を知るのです。
周りや上司に自分の仕事や成果物を率直に見てもらい、フィードバックを受ける。そのことによって、自分の現在地(できているのか、もう少しなのか、全然ダメなのか)を推し測ることができます。
素直に発信することで、意外といい意見やアドバイスを受けられると思います。
ということで、自己評価を正確にできるようにするためには、自分の行動を徹底的に数値化すること。
そして、
他者からの評価を的確に把握するには、自分から発信をしてフィードバックを得て、認識するということ。
参考にしてみてください。
自分にとことん甘く、人にはめっぽう厳しい私から共有いたします。