叩くのはモグラだけにしとけ
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ものごとを否定からはいる人っていますよね、提案とか助言とか。
そして、
本人はあまり自覚がなくて、気づいていないことが多いような気がします。
そんな人は、話を聞いたらまず、大抵『でも』とか『だけど』という言葉から口を開きます。
肯定→否定→肯定
本来、まずは一回ちゃんと、投げられたボールを受け取りたい(吸収したい)ところ。
『なるほどねー』とか『そんな考え方もあるんだ』とか『たしかに』とか『助言あざす』とか『いい提案ですね』とか『斬新だねー』とか『そういうことなんだー』とか。
なんでもいいのでまずは肯定の言葉を言うのがセオリー。
これをしないと、頭から“絶対に否定しかしない人”に、わざわざ助言や提案をしようと誰も思わないじゃないですか?(そんな人はそのうち誰からも何も話してもらえなくなるよ)
そのうえで、
『それもいいけど、こういうのはどう?』とか『その考えはこういうリスクがあるんじゃ?』とか『こうなった場合はどうするの?』とか『ここもっとこうしたほうがいいんじゃ?』とか『やっぱりそれではまだ不安だな』とか。
『率直なフィードバック』をする。
適切な助言や指摘をすることで本人の中でも、もっとより良い考えが浮かぶことがあるので。それこそ否定を怖がってちゃんと言わないのもダメだと思います。
そして、最終的には肯定(前向きな会話や結論)で終わるのがいいですね。
『そう思ったなら一回やってみようぜ』とか『もう少し練ってからトライしてみよう』『とりあえず前に進んでみようよ』とか『発想はいいはずなので、もう1個代案をだしてみようか』とか。
今、このご時世いろんな否定的な意見がそこら中で飛び交っています。
有名人とか見ていると、ちょっとしたミスをしたら大叩かれしたり、袋叩きにされるような風潮。とても生きづらくなっております。
あれはだめ!これはだめ!あーもういい!って感じになってしまいますよね。
肯定しよ、1回。
『おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなすものは心なりけり』
高杉晋作
おもしろくない世の中でも、おもしろくできるかどうかは自分次第だよってことで。
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