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虫取り好きと、鉄削り好きと。
756文字
『やらされている』という感覚で仕事を受けているのと、自分から『やっている』という感覚で仕事を受けている人の差は、
初めのスタートは同じでも、時が経つにつれ、自身の成長においての『糧』となるかならないかという面で、だいぶ変わってくるように思います。
自分から『やっている』感覚で仕事をしている人は、仕事をこなせばこなすほど、必然的に自分の血となり骨となっていくので、どんどんと吸収して成長をしていくでしょう。
一方、『やらされている』感覚の人は、できるだけやりたくないことをやりたくないと思ってやるので、やりたくなかった仕事は当然、スキルとして身につきにくいでしょう。
虫取り好きの少年は、朝から晩まで草むらで虫を取っていれば、うまく虫が取れるようになってきますし、当然時間も忘れて夢中になって、気がついたら毎日夕方になっていたりします。
虫取りが嫌いな少年の場合は、、、虫を取りたくないので取れませんし、その時間を永遠のように感じます。
私たちはモノづくりの会社ですから、モノづくりに携わっていることで一人一人が『虫取り好きの少年』の感覚になっていれば、それはもう最高です。
しかし、なかなか皆それぞれ、そんな状態を作れるとは思いませんが、やっぱりどうせ仕事をするなら自分が没頭できて、気がついたら成長できている方が絶対いいじゃないですか。
ということで、仕事に対する自分の受け止め方ひとつで、先々全く違う成長の仕方をしていくよというお話でした。
あと、『やらされている感覚』の人は、仕事を依頼する側にも悪影響(依頼しにくくしている)を及ぼしますので、そこも気をつけましょう。
やってもいないし、やらされてもいない私から共有いたします。