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家を買う③

物件契約までって大変すぎる…。できるならもう二度とやりたくない。住み替え前提で家買うこと決めたけど、内見も契約も嫌すぎる。後ろ向きすぎる入りでごめん。

1つ前は売主さんと仮契約のハンコ押すところまでだった。

仮契約と本契約(と、ローン審査)

大変だしみんな疲れたっていう意味がすごくわかる。それ以外書けないので細かいことは大変だったよあれとこれやったよ記事に任せる。
想像の3倍大変だった。仮契約の時、人生でこんなに名前と住所書くこと、もうないな、ってくらいには書いた。引っ越しと受験よりもたくさん書いたと思う。
ローン審査は、そういうものだと思うんだけど、言葉の意味がわからなすぎたり、担当者のメールが不案内だったりして、私は早々に家人に泣きついてやってもらった。ごめん。頼りにしている。

嫌すぎてあまり記憶がない。つらかった(感想)
しかも契約日が月末で銀行が鬼混んでてつらかった(n回目)

リノベ担当さんと打ち合わせ①

この話が書きたくて、久しぶりにnoteに投稿しよう!と筆を取った。

本契約でボロボロになった私、もう家のこと考えたくねえよ〜😭モードで打ち合わせに引きずられていった。打ち合わせより前に、好きなチーズサンドのお店に連れて行ってもらったり、天国(毛糸屋をそう呼んでいる)でわくわくしたり、近くのおしゃれなカフェでコーヒーをしばき、テンションという尻を大いに叩いてから向かったくらい、全然行きたくなかった。

長きにわたる物件契約で疲弊せし女、現れたる図面に喜色満面。(どうした?)

その前に、家のコンセプト

人が集まる空間と個室がある。家事はさくっと時短。
(むちゃいうなて)

どんな家で過ごしたいか(私)

  • 生活のほぼすべてをデスクで過ごすので集中できる場所が欲しい

  • 家事を最小限にしたい、ほぼしたくない

  • ダイニングにリラックススペースがほしい

どんな家で過ごしたいか(夫)

  • 家事のコストを最小限にしたい

  • ダイニングで晩酌がしたい

  • 趣味の道具を置ける場所がほしい

具体の打ち手

  • 個室か半個室の書斎があるといい(窓あり!)

  • 服収納をウォークスルーで洗濯室・寝室と繋げたい

  • リビングはほぼ潰し、キッチン・ダイニングメインでコンパクトに1部屋作りたい

  • キッチンにいる時間が短いので、広さは最小限でいい

  • 家事を時短できる家電は予算と相談しつつなるべく入れたい

  • 服収納以外にものが置ける場所も作りたい

これをすべてお伝えして、図面をご提案いただきました。
プロってすごいなあ〜・・!!!!

まず、全部壊したらこうなる

元々デザイナーズの物件だったためか、パイプスペースが一つしかない上に、柱もなくて、めちゃくちゃリノベ向きの部屋だった。黒いところがPS。水回りは移動したい放題だった。うれしい。青い部分が窓です。


要望盛りオーソドックスA案

私の「書斎がほしい!」以外は全部入ってると思う。でも、書斎がほしい!が叶っていないので、私は違うかな…って思っていて、家人は家事の生活動線がスムーズなのでこの案をいいね!!って言っていた。

半個室もりこみ広くて明るいLDKのB案

配置をごそっと変えて、半個室を窓際に設けてもらった案。あとから見ると意外といいねって思う。家人が「玄関入って壁なのが嫌」で、私が「デスクの真上がエアコンが嫌」って言って却下になった(この図ではエアコンないけど提案いただいた図面には書いてある)。

一等地がワークスペースのC案

これ、私の推し案。WICがなくて家人はうーんって言ってたけど、窓際の一番明るい部屋を個室としてしっかり区切れるところがいい。あと設計担当さんが「洗濯室に窓があるところがポイント」と言ってくれていたけど、空気の通り道を作って室内干しも乾きやすく、って気遣いがとても気に入っている。
キッチンと隣り合う横に広いLDKも、自分たちが食事するイメージもできるし、人を呼んでにぎやかに過ごすイメージもできる。(ソファは多分置かないけど)

で、私と家人で推し案は違う。
家人は家事の生活動線がスムーズなA案、私は自分の生活空間が心地よいC案がいい、と思う。まあそうだろうな。私は家にいない時間の方が短いから、家を最強に心地よくしたいのだ。でも、家人はずっと出社しているから、家でしかできない作業をスムーズにやりたい。当たり前だ。
どの案で進めるか決めず、その日は持ち帰った。

二人で図面をブラッシュアップする

リノベは、最初にコンセプトを決めるといい。って施工事例の記事にはだいたい書いてある。つまり大事ってことなんだね、と思い、最初に決めていた。少し前の項目で書いたやつ。

人が集まる空間と個室がある。家事はさくっと時短。

これね。だからまあWICじゃなくてもいいじゃん?と私は思っていた。洗濯室と繋がってなくても。どうせほとんど私が洗濯するんだから、ちょっと火事がめんどくさくても私の優先度は最強の書斎の方が上だった。

でも…コンセプト…!ぐう…
自分でWICを足すか。。。。。

で、作ったのがこれ↓

  • トイレの位置がなんかキモいけど上手くできない

  • 洗面が玄関に近いと使いやすいけど、洗濯室と遠すぎると使いづらそう

でも多分できそうなことがわかった。収納を少し減らしてもよさそうなことも合わせて記載し、設計担当さんにメールを送った。

やっぱプロってすげ〜!

ブラッシュアップとして設計担当さんにいただいた図面がこれ。めっちゃいい〜!これで!これでお願いします!ってお返事しました。この後に施工上の問題が見つからなければ、この部屋になる。嬉。

光の入る書斎があって、脱衣室〜WIC〜寝室と繋がってて、明るくて広いLDKと、玄関入ってノー接触の洗面台!すごい、全部叶うんだ。こんな狭いのに…(めっちゃ狭いよこの部屋)
寝室に元々クローゼットがあった部分の凹みがあり、そこに衣類以外の収納が設けられるのも気に入りポイントです。最初は邪魔だなこの凹み…って思ったんですが、外に出したくないものの収納として考えると有用だな、と思い直した。

頭の中の「なんかこういうの」を出力する仕事を日々していることが、ほしいものの実現に直結できたようで少し嬉しかった。

どうでもいい余談

どうでもいいけど、提案してもらったときのリアクションって、難しいんだな。どれだけ喜んでいても、表に出すって難しい。酔ってたらできるかも
私はデザイナーなので、仕事ではいつも提案する側なのだ。自分が話しているとき、話し終わったとき、相手がどんな反応をするか、どんな顔で話を聞いているか、提案する側はかなり注視している。声色だけでも読み取ろうとする。少なくとも私はかなり気にする。反応が薄い人や、大人な対応の人には、少し念入りにヒアリングしたりもする。
でも、私も提案してもらったとき、きっと塩に見えただろうな、とあとで反省した。

初めましてや、二、三度あった程度の人と話すビジネスの場で、満面の笑顔で最高です!とは、瞬発的には出てこない。でも感動は絶対伝えたい。今後の戒め。

ネクストステップ

今週末は壁の色やダクトレール、キッチンの仕様などなど具体を詰めるところをやる!楽しみ。意外と決断疲れせずに進められていていい感じ。