昭和基地開設記念日
今日は何の日かご存知ですか?
今日、1月29日は「昭和基地開設記念日」です。
南極観測隊の拠点、昭和基地
1957年1月29日、南極大陸に日本の観測拠点「昭和基地」が開設されました。
「南極物語」の舞台としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
過酷な環境下で観測や研究を行う南極地域観測隊。
昭和基地は、まさに彼らの活動の拠点であり、生活の場となっています。
なんで南極を調査するの?
南極は地球環境の変動を知る上で、とても重要な場所なのです。
例えば…
氷床: 莫大な量の氷が、過去の地球環境や気候変動の記録を閉じ込めています。
オーロラ: 太陽風と地球磁場の関係性を解明するカギを握っています。
隕石: 宇宙からの贈り物は、太陽系や生命の起源の手がかりを与えてくれます。
まさに、地球のタイムカプセルであり、宇宙の窓でもある南極。
その謎を解き明かすことは、人類の未来を左右するかもしれないのです。
昭和基地のトリビア
名前の由来は? 建設当時の日本の元号「昭和」が由来となっています。シンプルイズベスト!
意外に近い? 日本から昭和基地までの距離は約14,000km。意外にも、地球を一周する距離の約1/3程度なんです。
越冬隊員は…? 毎年、様々な分野の専門家で構成された越冬隊員約40名が、1年交代で昭和基地で任務にあたっています。
普段はなかなか意識することのない南極観測。
今日をきっかけに、地球環境や日本の南極観測の歴史について思いを馳せてみてはいかがでしょうか?