ライオンキングは聖書 前半
色々あって、ノート始めてみました。
今、家にいる時間が長いから、わたし、音楽をよく聴くんですが
間違ってミュージカル曲なんて聞いてしまったら仕事なんて手につかないんです。
ノリノリで企画書組み立てることまでしかできません。あとは踊ります。
どうせそんな続かないと思うし、好きなことを書いていくって感じでやってみよう〜。
私は、宮崎駿より圧倒的にディズニー派です。
そのことはおいおい書くとして。
ディズニー映画を語り尽くす会を勝手に開いていこうと思います。
たまに間違った解釈してるかもれないし、「アランメンケンはそういう意図じゃない」と突っ込まれてしまうかもしれませんが、私のこのディズニーへも燃えたぎる気持ちをぶつける場所として温かい目で見てください。
と言って、ライオンキングブロードウェイ版を聴きながら書いていたらいきなりRemenberというイッチバン最後の曲、つまりクライマックスを聞いて気持ちがバーン!となってしまいました・・・・。終わった。
シャッフル解除してもう一回最初から聴きます。
まず、ライオンキングなんてこの世の愛の集大成みたいな映画なので本当にもう語彙力が追いつかないくらい素晴らしい作品です。多分四季もライオンキングが初でした。なんですか「サークル・オブ・ライフ」って。どうしてこんな神曲が生み出せるんですか???エルトンジョンさんは。
「それが生命の輪なんだ。我々すべてを動かしている。絶望と希望をと通して。信頼と愛を通して。自分たちの場所を見つけるまで。なんどもくり返す。輪の中で。生命の輪の中で。」
かーーーーーーーーーーーーーーーー!
どういうことなんだ。人生何回目なんだ。日本語訳も美しすぎる。
ブロードウェイ版の音源を聴いていると、シンバの声の男の子ほんとうによく見つけてきたなぁと思う。あのライオンが持ってる歌声にしか聴こえない、ほんとうに。「早く王様になりたい/I Just Can't Wait to Be King」という曲なんですが、この物語の主人公(プリンスとプリンセス)が明確にされ、「この物語、そういう設定だから。よろしく!」と脚本家が言っているような感じがします。同時に、辛いこともこれからあるからね!という声も聴こえてくる。
私はヴィランズの方々の(物語の悪役のことを言います)歌がほんっとーーーーに好きで、またライオンキングのヴィランズ曲「準備をしておけ/Be Prepared」が最高すぎるんです。スカーの境遇、妬み、落ちこぼれだけど獣としてのプライド・・・そういうのが全部入っちゃってんのよ。実写版吹き替えでは、江口洋介さんがやってるんですがマジ似合ってた。今は某ビール飲んで「うますぎぃ!」って言ってるけど、本来そういう人じゃないんだなこの人、って思った。江口さんのスカーを聞いて、「あ、絶対この人ヴィランスにもなれる側の人間だ」と思った。不思議ですよね、人間って。ひっくりかえしてもA面しかない人もいるし、ある日突然B面の才能を発揮する人がいるんだもん。ありがとうキャスティングした人。
どうしよう、語りつくせない。いや語る。
わたし、あのシーン好きなんですよ・・・
墓地に行くなと言われてシンバとナラがスカーに襲われてしまい、ムファサ(シンバの父)が助けに来てくれたあと、ナラを先に返してシンバとムファサが一緒に夜帰るシーン。
お父さんの大きな足跡を辿るシンバ。自分の足と、お父さんの圧倒的に大きな足跡を重ねる瞬間。セリフも別にないのに「ボクは、まだ何も守れないんだ」というのが、せつなく伝わってくるんすよな・・・・・はあ・・・思い出して泣きそう。なんなん。
四季でのライオンキングで好きなシーンはまた違って。
ミュージカル観劇における礼儀なのかよくわからないんですけど、この日初めて舞台に出てくる役者に対してお客さんが拍手を送るんです。例えば、子シンバから青年シンバへ交代するシーンがあって、青年シンバ役の人は開幕から何十分か経って、舞台に出てくるので拍手も盛大に。
「子シンバお疲れ様」と「青年シンバいらっしゃい」
的な意味のこもった、あの拍手の瞬間がちょーーーー好きなんです。
「ハクナマタタ/Hakuna Matata」の曲が終わりかける時、間奏が終わって、子シンバがハケていく。シンバの成長をダイジェストに演出し、やがて青年シンバが上手から走って登場!みんなお客さんもわかっているのに、この瞬間やっぱ大好きみたいでみんなすごい拍手してるんです。
笑顔で。多分。とにかく私は超笑顔です。
ブロードウェイ版も歌い手がこの瞬間に変わるので、面白いですよ。
Spotifyにあるから聴いてほしい〜〜〜〜〜〜。
ちょっとまって・・・このnote長いのかな。わかんない。
あと、大人ナラとスカーのあのシーンとか・・・
森の木かげでライオンが寝ているよ〜とか・・・
ライオンのアニメのしなやかさとか・・・
「愛を感じて」byこの世の天才エルトン様とか・・・・
後編へ。