気怠さと過ごした一日

新型コロナウイルスのワクチンを接種してきた。

最初のころ（2021年）の、大きな会場での一斉接種とは異なり、最寄駅から近い病院のスケジュールを自分で選択して予約するものだった。

診察室に入り、「これまで副反応でつらかったことなどはありますか？」といったことを聞かれた。前回、接種後の自身がどんな状態だったか、正直なところ記憶は曖昧。

ということは、逆に言えばつらい思いはしなかったということだろう。「大丈夫でした」と答えた。

その日の夜、ベッドに横になるとなんだか身体の節々にモヤモヤとした違和感を覚えた。頭も少し痛いような……気がして、嫌だなあと思いながら何度も寝返りを打った。

起きたとき、まだ続けているポケモンスリープを開いたら、「ぐっすりタイプ」が多いわたしにしては珍しく「うとうとタイプ」と計測されて、よくできたアプリだなあと感心した。

結局その日一日、ずっと腕に筋肉痛のような痛みと、気怠さを感じ続けながら過ごした。

ポケモンのゲームでいう、毒を喰らってしまった状態のような感じだ。歩けるんだけど、たまに画面にノイズが入って歪んで、体力が少しずつ減っていく。

頭痛などの症状が出たら飲もうと鎮痛剤を持っておいたけど、出番はなかった。

今回も大丈夫でした。寝て起きたら気怠さとオサラバできるよう、なるべく早く寝ようと思う。