歌詞

通勤時など、一人で移動をするときはワイヤレスイヤホンをしていることが多い。流れているのは大体そのときマイブームのJ-Pop。

曲の聴き方、再生の仕方は個性があると思う。

ひたすら好きなアーティストのあらゆる楽曲をループし続ける、１〜２曲だけ繰り返し再生、色々な曲を集めたオリジナルのプレイリストを作成、サブスクだったら企画されたプレイリストーーたとえば流行りの曲100曲とか、そういうのを聴き嫌いせずに聴く、みたいな。

わたしはというと、その時のマイブームな曲を集めたプレイリストをひたすら回して聴く。気分によって入れ替える。以前よく聴いていたものを再び追加する、ということもしょっちゅう。

最近よく聞くのがアイドルグループ『＝LOVE（イゴールラブ）』の曲。

メンバーみんなのビジュアルが良いとか、歌声やダンスが素晴らしいとか、そういったことは大前提として。なにより、プロデューサーである指原莉乃さんの歌詞が好きだなと思う。

たとえば、ついこの間配信された15枚目のシングル『ラストノートしか知らない』の歌詞。

メッセージ 右に傾く いつからだろう

=LOVE（イコールラブ）/ 15th Single『ラストノートしか知らない』より

片想いだろうとそうじゃなかろうと、気持ちの比重みたいなものがこれだけでわかってしまう切なさ。それを、この一文で表現していて舌を巻く。

あとメッセージのやり取りは当たり前にスマートフォンで、それならではの表現だな、とか。

そんな風に強く印象に残った歌詞がある曲は、自分の中で強いなあと思う。