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天気といとなみ
2024年7月24日(水) 晴れ、ときどき雨とくもり・日中は全身が包み込まれるように暑い
ついこの間、古賀及子さんのZINE「私が愛するあなたの凡庸のすべて」を読み終わった。
あとがきを読んで知ったのだけれど、このZINEは古賀さんがファシリテーター役だった「日記をつける三ヶ月」というワークショップの期間内である、2024年1~3月に書いた日記を、まるっと掲載したもの。同ワークショップは下北沢にある日記屋 月日さん主催のもので、期間内に計5回、参加者とファシリテーターによる日記にまつわる対話が行われるそうだ。
実はこのワークショップの抽選に申し込んでみたものの、結果は振るわなかった。そのときは「倍率すごかったんだろうなあ。残念だけど仕方ない!」と、運試しの要素が強いし、案外すぐ切り替えられた記憶があった。
けれど本を読み終わって、やっぱり対話に参加してみたかったなと少し悔しくなった。以前デイリーポータルZにアップされていた古賀さんの日記に書き方にまつわる記事を改めて読んでみようと思う。
今日の天気を冒頭に書いてみたのは、完全にZINEの影響だ。途中から、日付の後に天気や気温のことも書かれていて、記録として良いなと思ったので真似してみることにした。
自分のnoteは、その日にあったことをその日のうちに書かないケースが少なくない。わざと「いつ」のできごとかを意図的にぼかしてしまうこともあって、100%日付と内容が紐付いていないから、書いている日のリアルな記録を少し残してみると、読み返したときに想起されるものがあるかもしれない。
古賀さんの日記を読んでいると、天気と気温というのは、日々を描写する上で、ディティールを拾う上で、切っても切り離せない存在だと感じた。そこから派生する営みとか、豊かさとか、そういうものがあるように思えた。
あとは、これはこれから検証することになるけれど、真っ白なnote画面を前に、「とにかくなにか打ってみる」きっかけにもなりそう。天気や気温のことから、筆が進む、かもしれない。そんな一縷の望みもちょっとある。
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