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「感想」の花束をサッと渡したい
読んだ本や記事、note、観た映画、テレビ番組、YouTube、参加したライブやワークショップ……。
もっともっと軽やかに、「良い」と思ったものに対して感想を言いたい。いや、良いと思わなくても。摂取して放置、をやめたい。
以前、自分のツイート(ポスト)に対していいねを押した人のnoteを読んで感想を書く、という自主企画をやったことがある。
ツイートの最大文字数は140字。noteのリンクやタイトル、相手のIDを除けばもっと短い。そんな文字数が短いなかでも、感想を投稿するのには正直四苦八苦した場面もある。
できるだけていねいにていねいに読もうと、一つひとつばらつきはあったけれど、それなりの時間を掛けたから。
そのことに対して、良い悪いのモノサシは不要だ。正解も不正解も無い。
ただ、自分にとって「感想」を――特にX(Twitter)やBlue Skyのような最大文字数が短めのSNSで投稿するハードルをもっともっと、ぐん!と下げるには、瞬発的に、あまり考え込みすぎない方が良いだろうと思うようになってきた。発酵するんじゃ無いかと思うくらい練りに練って、深く深く考えるのは原稿でいいのではないかと。
「感想」が花だとしたら、生花のまま花束にして渡すのがSNSのポストで、じっくりドライフラワーにして花束にして渡すのが長文の記事というか。
生花だろうとドライフラワーだろうと、どちらも良い。けれど、いまの自分は生の花束をさっと準備して渡せる瞬発力が欲しいし、鍛えていきたい。
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