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ことばのグラデーション
「うれしい」「楽しい」「悲しい」「つらい」「おもしろい」「すき」「やばい」。
「一言で言えばそういうこと」、みたいな言葉ってたくさんある。自分もよく使う。カンタンだし、わかりやすい言葉で、伝わりやすいように思うから。
話すときはいいんだけど、書くときはもっと目を凝らしたいと思う。
それは、たとえば「うれしい」の場合。どううれしいのか、どんな体験と似ている「うれしい」なのか、感じた時間はどれくらいーー瞬間的だったのか、長かったのか、泣きそうなものなのか、笑ってしまうようなものなのか、とか。
そんな風に、目を凝らして観察して、どんなグラデーションの中での感覚、言葉なのかを掬い出す。
そういうことをしっかりやりたいのに、なかなかやり切れずにもどかしい思いをしてばかりだと最近思う。
定期的に反省することだけど、脳内でグルグルさせるくらいなら、といっそここで書き出しておこうと思った。
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