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リングノートづくり

先日、「市谷の杜 本と活字館」へ行き、企画展を楽しんだ話を書きました。じつは同日、ワークショップにも参加していました。「文字と印刷と紙を愉しむ『活版文学帳』をつくろう!」という、リングノートを制作するイベント。

表紙の絵柄・文字を、活版印刷機によって印刷する体験ができます。自分で実際に活字を“拾い”、それを印刷、そして製本する。

表紙の絵柄は近代小説の3作品(①吾輩は猫である②檸檬③銀河鉄道の夜)からインスパイアされたデザインから一つ選びます。そしてその右下には、字数制限はあるけれど、好きな文言も活版印刷できちゃう。

わたしは、「吾輩は猫である」のイラストを選びました。ちょっと愛想がなさそうな表情でじっとこちらを見ている猫がなんとも可愛らしい。絵柄もとても細かくて、ノートを傾けてみると毛先へのこだわりが透けて見えます。ところどころ毛一本一本ぶんが白抜きになっているんです。

表紙の台紙は4色から選べました。白、グレー、ネイビー、エンジ。イラストはゴールドで印刷されるので、それが少しでも生えるようにグレーの表紙をチョイス。白と悩んだのだけれど、自分としてはちょっとまばゆい感じがしたので。

出来上がったリングノート

使わず取っておく選択肢もあるけれど、ノートだし、せっかくだから使い倒そうと思っています。中身を充実させたい。ZINEのネタ帳という使い道を制作中に思いついたので実行するつもり。

ワークショップは1イベントにつき参加人数は4人までと、少人数開催。その分スタッフの方々が丁寧に対応してくれて、置いて行かれずに済みました。タイミングが合うなら、ぜひ参加をおすすめしたいです。

またノートづくり以外にもイベントはあるので、気になる人はサイトを覗いてみてください!

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のん
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