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興味のある情報

もう数年前のことだけれど、祖母が介護サービスを受けることになった、と親から伝えられてから、街中で「介護」やそれに関連する言葉、情報がやたらと目につくようになった時期がある。

あとから、この現象には名前がついていることを知った。「カラーバス効果」と呼ばれるもので、自分が意識している情報が、自然と目に飛び込んでくることを指すという。

ようは、自分が興味がないこと、関心が低いもの、他人事に感じてしまうことは、無意識のうちにスルーしてしまう。人は自分にとって興味があることじゃないと、情報として受け取らない(受け取りにくい)ということだ。

数年前のわたしは、どこか自分にとって遠いことだと思っていた「介護」が、大好きな祖母に必要なものとなったことで身近に感じるようになった。その結果、周りにそれが溢れていたことに気づいた。

最近はというと、やはり新生活にまつわるあれこれの情報を日常の中でやたら見聞きするようになった。お昼の情報番組で聞き流していた便利グッズの特集や、間取りについて解説する動画、不動産会社が関わっているフリーペーパー、張り出されている物件情報。そういうものに、思わず手が伸びたり、撮影して記録したり、聞いたりしている。

ついさっきも、オススメに出てきた6畳のレイアウトにまつわる動画を最後まで観た。たくさんの可能性を感じているところだ。

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のん
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