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この時間をなんと呼ぶ
自分のことを知る、自分のやりたいこと、もっと大きく言えば表現したいことを見つけたい。そのための対話時間を、大体1カ月に2回ほど意図的に設けている。
それは学んできたコーチングセッションであったり、みずのけいすけさんによる、個人の情報発信を支援する「パーソナル編集者」と、あとはそれ以外でもたまーに、とても不定期に心の赴くままに別の人と。
1対1の対話(セッション)時間を「点」とするなら、その点と点の間の「線」、つまり期間だ。その間にも対話は起こり続けていて、常になにかが変わり続けている。
2023年は「自分を知る」年にすると、再三このnoteでも書いてきた。書くことで意識してきた。その2023年ももう少しで半分が過ぎ去ろうとしている。……ということに、最近よく目にし始めた「2023年上半期を振り返ろう!」みたいな文言によって気づいた。ああ、はやい、と毎度のことながら感じる。
6カ月以上前の自分と、いまの自分は、状態がかなり違うと思う。正直いま、かなり満たされている。ずっと抱えていた「何者かになりたい」(ちょっと書くと照れくさいけど)みたいな焦燥感が、小さくなった。というより、出現する余地がいまはない。
だからたまに、セッションはもう受けなくてもいいんじゃないか、とか、もう少し受けるまでの間を延ばそうかな、とか思う。
けど、いざたった60分の間に、いまの状態や思っていることを訥々と話す時間を迎えると、「この時間が合ってよかったなあ」となる。お風呂と同じ。その時間を迎えるまでがめんどうだけど、入ったこと自体を後悔しない。
自分のことを話す、自分のことを定点観測するこの時間を、わたしは「まじめな雑談」と称してみたけれど、もっとしっくり来るものがあるんだと思う。結局あると「たすかる」と思えるこの時間、期間を、自分にとって納得のできる形で名付けたい。
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