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リズムを乱し過ぎないよう気を配るのは本末転倒?

朝アラーム音が耳に入り、目を開けた。自分が引っ越して、初めて朝から迎える平日。見慣れない天井が視界に広がり「ここはどこ?」と驚く……ことはなかった。

アラームが鳴る前から、たぶん夢と現実の狭間にいるようなふわふわとした感じでいたからだと思う。「いつアラームが鳴るんだろう」とか「会社へ行く準備、バタつくかな」、「資源ごみを出さなきゃ」。そんなことが頭の中を浮遊していた。

だから、実家とは違う部屋に、家に、自分はいまいるのだ、ということは、とうに自覚していた。案外緊張してしまって眠りが浅くなっていたのかもしれない。

「最初に飛ばし過ぎないように」

いよいよ引っ越す、となったときにけっこう色々な人から言われた言葉だった。特に母からは、「あなたは真面目だから」と念押しするように数回。

のんびりできるところはのんびりするぜ、と思いつつも、やっぱりどこか張り切ってしまうんだろうか。

少なくとも5月いっぱい、といってもあと今日を入れて5日なんだけど。あれもこれもと欲張り過ぎず、これまでのリズムを少しでも守れるように過ごして経過観察してみたい。

でもリズムを見出し過ぎないよう気を配るのは、本末転倒なのかな。

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のん
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