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線でみる
対話の時間のみがすべてではなく、完了するその「期間」すべてをひっくるめてコーチングといえる。
特にセッションを提供する側(コーチ)として勉強に注力していたとき、頭から抜けてしまっていたことだった。
最近の、自分のコーチング事情について少し触れると、いまも提供を続けつつも、受ける側(クライアント)としてのほうに傾倒している。2023年を「自分を知る」1年にしたい、という動機ゆえのことだ。
少しだけコーチ役手放してみたときに、自分のなかでなにが起こるのか。それを観察していたりもする。
冒頭の話は、体験セッションを受けたときに聞いた説明の一部だった。
大体60〜90分間ほどのセッション内での「気づき」「問い」を、日常生活に持って帰る。次のセッションまでに、それに対して考えたり、思わぬところで何かとつながったりする。
その動きは螺旋的だ。ゆっくり円を描きながら下へ(もしくは上へ)深まっていく時間。いや、円を描くスピードは人それぞれだろう。ゆっくりな人もいれば、驚くような速さで進む人といる。
要は「点ではなく線で見る」みたいな話だと、一言でまとめてしまうこともできるんだけど。「期間」という考え方は、とてもしっくりくるものがあって、忘れないようにしたいなあと思った。
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