きろくときおく
「〇〇町にある、⬜︎⬜︎ってお店が美味しいんだよねえ」
何も見ず、自分の記憶をきちんと辿って話す人を見ると、内心惚れ惚れしてしまう。自分の場合、食べたものは覚えていても、お店の名前や町の名前を忘れてしまうことがしょっちゅうだからだ。
そうやって忘れてしまうので、Googleマップに気になるお店や行ったことのある店を保存する癖がついた。スポットをマップ上で選択すると「保存」というマークがある。それを選択すると、さらにラベルを選ぶことができ、用途に合わせてチョイスする。余裕があればメモも一緒に記入する。
いま「行きたいリスト」には709カ所保存されているけれど、一生かかってもすべて行ける気はしない。メモもなく、保存した理由すら覚えていない場所も少なくない。
この前行ってみたいリストに「ヒルナンデス」とだけメモしてあって、ああ番組のロケコーナーで見かけたお店なんだな、ということだけわかった。
こうやって文明の利器に頼って記録してしまうから、その分頭の中で覚えられないのだろうか。たまに考えてみるけれど答えは出ない。
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