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テーマの枯渇、定点観測の時間。

「今日のテーマをどうしようか、考えていたんですけど……」

コーチングの練習あるあるだと思うのだが、自分がクライアント役に回った時、よく起こるのがセッションテーマの枯渇だ。月に何度かこの役をすると、どうしても「今日はこれについて話したい!」が出にくくなる。

対応策はある。コーチ役を変えて同じテーマにしてみたり、最近心が動いたこと、たとえばテレビを観ていた時にモヤッとしたこと、ワクワクしたこと、妙に頭に残っている誰かの言葉とか。とにかくその場、その瞬間に湧いてくるものを口にするところから始めてみる。

そうすると、「テーマどうしよう」から、「ああそういえば!」が起こることは少なくない。

練習セッションだろうと、継続セッションだろうと、テーマはあった方が良い。けど、どうしても浮かばない時があったら、その場で頭を占めていることを吐き出してみる。それをコーチと一緒に眺めて、「あ、わたし今こんなこと考えているのか」と気づく。

コーチングを「自分の定点観測」という側面から見てみると、テーマが枯渇することはないのかもしれない。そんなことをこのインタビュー記事を読んでおもった。


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のん
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