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姿勢美人になるには、ピンクベストのあの人を参考にしよう。
ぐっと背中に力を入れる。おしりを後ろに出しつつ、一旦力を抜く。すとん、と肩が下りる感覚。
「そのまま顔だけ鏡に向けてください~」
言われるまま、ぱっと鏡を見ると、おお。
「これがベストな姿勢です。首が長くなるし、腰が楽になると思います」
トレーナーさんの言葉にふんふん頷く。ぐっと胸を張り、たしかに気持ち首が伸びた気がする私が写っている。これは覚えなきゃと思う。なんだか最近noteにパーソナルトレーニングのことを書きがちだけど、それだけ発見があっておもしろいということだと言い聞かせている。
トレーニング中、普段意識しない筋肉に意識を向けることが多い。特にいま、
「背中~~~!!」
と、トレーナーさんにすごい言われる。せ、背中……? と頭に「?」マークを飛ばしまくりつつ、必死に食らいつく。あってる? あってるのこの力の入れ方で? とオロオロしながら、スクワットやウェイトトレーニングをしているとき、ぐっと押された箇所を押し返すように力を入れてみる。「背中の筋肉、動いてますよ~!」と言ってくれるトレーナーさんの言葉だけを信じている。
姿勢の確認は、トレーニングの最後に行われた。うつくしい姿勢には、背中への意識が大切だという。ここでも背中かあ。「背中に力を入れて、胸を張って……」と丁寧な教えに耳を傾けながら言われたとおりにしてみる。姿勢を正しているとき、なんだか遠くで男の人の声が聞こえてくる。胸を張った自分を鏡で見た時、声がはっきりする。
「みなさん、春日ですよ」
ああ~~~~ここでも!!? 最近オードリーのこともすごいnoteに書いているけど、今日もです。
漫才中の春日さんだ。めっちゃ胸張ってる春日さんだこれ。
トレーナーさんに「もう一回やってみましょう」と言われ、心の中で、「みなさん、春日ですよ」と呟いてぐっと胸を張ってみる。
「いいですね~~! できてますよ!」
1発OK。これだ。これを意識すれば、うつくしい姿勢になれる。油断すると猫背気味になる姿勢とおさらばできるかもしれない。
と、いうわけで本日のパーソナルトレーニングでの教訓は「姿勢美人はオードリー春日さんを参考にしよう」でした。
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