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やる気スイッチな君
昨日は在宅ワークだったのに、けっこう仕事が捗った。とても良いことだ。
ふだんの在宅ワークはどうしても気が散りがちで、ぐぐっと集中することへのむずかしさを覚える。
いつもの在宅と明らかに違うことが一個あった。彼も家にいたのだ。ふたりで暮らし始めてから、在宅ワークの日が被るのははじめてのことだった。
自宅のワークスペースは、5畳ほどの広さ。部屋の真ん中に同じ型番のデスクが2台、向かい合って置いてある。いわゆる「島」のような形で。パッと見ると、大きなダイニングテーブルのようでもある。
2人ともデスクで仕事となると、当然向かい合って座る。就業時間の間、目の前で、黙々とパソコンと向き合い作業している人が居続ける。
その様子を見ていると、自然と「やらねば」と手が動いた。人の目、存在に、「しっかりやろう」と思わさせる力があるのだな。
この前ある記事で、「やる気は、そもそも存在しない」といった内容があった。やる気とは結果であり、待っていても起きないものだと。
そうなると、彼はわたしにとってやる気を生み出すスイッチと言えるかもしれない。そこには、「この人に対して恥ずかしくない自分でいたい」という欲があるのだと思う。
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