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選び取って、手放すことについてばかり考えている
自分がまた、選び取っていく段階に入ってきているんだな〜と最近よく思う。5月に生活拠点が変わるから、なにを残して、なにを持っていくかとか。
たとえば、自室で本棚を目の前にしたとき。そこからあふれ出て、床の段ボール箱に積みあがったビジネス書や小説、漫画などと言った積読も含めた書籍を見ると「近いうちに床に置くのはやめなければならないんだよな」とぼんやり考える。今日は思い立って、数冊をエコバッグに詰めてBOOKOFFへ持ち込んだ。名残惜しいけれど、物理的な質量というのはどうしても目に見えて限界があって、年に一度は取捨選択を迫られる。
たとえば、実状一時閉店中のコーチングについて考えるとき。2023年の夏頃、「いったんコーチ(コーチングを提供する側)を手放す」と宣言してから半年ほど経過した。最近、どんどん自分の中で扱っていきたい「テーマ」がポコポコと浮かんできていて、また内側の変化を感じている。特に時間の使い方(割き方)にしっかり向き合いたい。
以前は「あれもこれもやりたい(できるようになりたい)」という考えが強くて、現実との乖離が劣等感に繋がっていたりした。取捨選択とか、手放すとか、言われてもピンと来なくて、心のどこかで「なんとかなるのでは」と楽観的な感覚すらあったように思う。けど本当は、「手放せること」のほうがエネルギーが必要で、大切なことではないだろうか。認識して、実演するまでがなかなか苦労するのだけれど、粛々と、着実にできたらいいなと一歩一歩進んでいる。
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