ハリーポッターと呪いの子感想!【ロンドン公演】全てが素晴らしい
いよいよロンドンに降り立ち、ハリーポッターと呪いの子の舞台を見に行きました。
8年間の念願叶った日です。8年の間何があったのかは、以下の記事から。
さあ!感想をどんどん書いて行く
選んだ席は
どうせ見るなら前の席で!と思って購入したのはStall(1階)の前から4列目。めちゃくちゃ近かった!!
この舞台は昼から1部と夜からの2部があり、基本的に両方購入する方が多い。私ももちろん両方買い、2枚のチケットで38000円。
日本で見た時も良い席はそれくらいしていたので、2回分舞台を見れると思うと安い方(だと思うようにしている)
良い席は高いのですが、私の右隣の席になると値段が7000円くらい上がるのです。その値段が変わるギリギリの瀬戸際を狙いました。
結果、めっっっちゃ近くて役者さんの表情がはっきり見える。
全編英語なので途中で疲れるかもしれませんが、前の方で見ることで英語がわからなくてもずっと釘付けになれるので前の席おすすめです。
いよいよスタート!
開演時間の数分過ぎて、アナウンスが。「スマホをサイレントモードにしてください。I mean now(今しろってことだよ)」とユーモア混じりで笑いが起こり。
そのあとすぐ劇が始まりました。始まった途端、涙が溢れてきました。
ここまで来るの長かったな〜って。8年間思い続けて、本当に私ロンドンにいるんだって。夢のようにさえ思えました。
呪いの子が当初はロンドンでしか上演されていなかったので、やっとここ本場で見ることができて私は本当に嬉しかったのです。
今でこそ日本含め世界中で上演されていますが、2部制で5時間の舞台を続けているのは未だロンドンだけです。さすが芸術の街のこだわりを感じる!!
冒頭のシーンは、ホグワーツの制服のローブをひるがえしながら踊るように歩き、魔法の世界を思わせる演出にワクワクしました。
そしてやはり、見どころは魔法。現実でもできちゃうんです。種明かししてほしい笑
耳から突然煙が出たり、杖をひょいっと奪ってあっという間に敵の杖が手の中にあったり。炎を杖から出したり。魔女の爪が伸びたり。書き出したらキリがないほど笑
その技術と役者さんの演技が合わさって、本当に魔法のように見えるのです。(映画もそうですよね)
特に!スコーピウス役を演じた方が良かったです。まさかの同い年!
ハリーの両親が殺されるシーンをみんなで見ているところ。止めたいけど止めたら歴史が変わってしまうので、何もできずにいるところ。
そこのシーンでのスコーピウス、肩で息をしているように見えて、表情を見ると目がうるうるしていました。
何百回毎日同じ演技をしているのに、決して廃れることなく初めてのように涙を流せるこの役者さんが素晴らしいなと私は思いました。
あと好きなシーンは、アルバス・スコーピウス・ローズ(ハリーたちの子供)が、自分の親たちに変身するところです。
変身した後は、子供たちでなはなくハリー・ロン・ハーマイオニー役の人たちが演じます。
見た目はこの3人ですが、中身は自分たちの息子・娘という設定。
このシーン、日本版もそうだったと思うのですが、大人たちが演じるの楽しそう笑
普段は厳格なハリーも役者さんも、演じる時はアルバスのように振りまわらなければならず、すっごく少年のようでした笑
かつて役者になりたかった私は、舞台をどうしても役者目線で見てしまいます。
他のキャラクターでいうと、スネイプやマルフォイもユーモア混じりで面白かったです。彼らが発言するたびに笑いに包まれました。
私は特にスネイプが、「ロンと結婚する未来より死ぬ未来の方がマシだ」と言うところが好きです笑
他にも日本版にはなかったペチュニアおばさんや、ハグリッド、幼少期ハリー(めちゃくちゃかわいい)も出てきます。
基本的には回想シーンやハリーの夢のシーンで登場です。
ハグリッドがめちゃくちゃ大きくて、リアルでした笑
海外の観客の反応
海外の観客のイメージってどんな風なのを思い浮かべますか?
みんな盛り上がるところはフゥー!!となったり、悲劇の場面ではノー!!って言ったり。
おおよそイメージ通りでした。笑
休憩タイムに入る時も、幕が閉まると「フゥー!!!」とみんなで叫んで拍手!
劇が終わった後は「フゥー!!!」に加えて「ヒューユ!」っていう手で笛の音を出す(伝われ)人がいたり!
ザ・海外って感じで楽しかったです!私も一緒に盛り上がりました!
劇中はもちろんみなさん集中しているので静かですが、笑いどころでは思いっきり笑って!驚くところは思いっきり驚いて!
自分の感情を素直に表に出す海外の文化が、いいなとつくづく思います。
言葉が通じなくても、その場にいるみんなと感情を共有できているみたいで、なんだかよいのです!(語彙力)
英語力はいかに?
もちろん全編英語ですので、果たして私が聞き取れたのか!というのも大きな問題です。笑
大学時代は英語を専門に学び、留学中とはいえ、やはり半分も聞き取れたかな?というところです。
なんせ早い!場面が次々切り替わるところでは、役者さんも早口。わからぬー!!ともだえました笑
でも、原作を読んだことがあるのと、日本版を見ていたので大体のストーリーは頭にあったので流れは分かりました。
セリフはほとんど日本と同じような気がします。(ジョークが一緒だった)
それでも英語が聞き取れたところもあったので、分かった時は嬉しかったです。
授業中と同じ現象が起きるのですが、なんでみんなが笑ってるのかがわからない!現象です。笑
面白いことを言ったはずなのにそれが聞き取れなくて自分だけ笑えない、、なんてことがよく起こるのですが劇でもそうでした。
でも、それでも面白いセリフを聞き取れた時は一緒にみんなと笑えて混じれた感じがして楽しかったです。
意外とスネイプやマルフォイが面白いこと言うんですよ、真顔で笑
ロンはもうずーっとふざけてます。マルフォイよりも上に立ちたくて、階段一個マルフォイより上に上がったりとか。可愛らしいロンでした笑
前職で生徒たちにも言っていたのですが、英語を全部聞こうとしなくて良くて、キーワードだけ聞き取れればいいと私は思います。
全部は聞き取れずとも「My Father」とか簡単な単語を拾って、だいたいこんな会話してるんだな〜くらいで全然楽しめます。
私は今自分の英語力がどの辺りにあるのかが、わかった気がします笑
あと聞き取れて嬉しかったのは、2部前のアナウンス。「そのmaggleのdirty phoneをしまいなさい!」と注意喚起。
世界観が守られていて良いですよね。同時に私がマグルであることをハッと思い出させてくれました笑
アナウンスなんかはハッキリ発音してくれるので(どこでも)割と聞き取りやすいです。
でも今度観に来る時は、セリフ全部聞き取れるようになる!と目標を定めて。(モチベのために^_^)
パレスシアターも魅力の1つ
今回呪いの子が上演されているのは、パレスシアターです。
ここのシアター、超絶やばい!!!!!!!
タイタニックの豪華客船のような内装。綺麗なんて言葉だけでは足りないほど、キラッキラしてタイムスリップした気分になりました。
まとめ
というわけで、8年間願い続けてついに夢が叶った日。ハリーポッターと呪いの子、最高でした!!
高校生の自分との約束が叶えられました。高校生の頃はロンドンに行くことを目標に英語を頑張っていたので笑
時間はかかってしまったけど、本場の呪いの子を見て、トムフェルトンと同じ場所で写真を撮り、トムフェルトンが買い物をしたハリポタショップでしっかりお土産を買って帰りました。(オタクでちゃう)
観にきて本当に良かったです。やっぱり映画もいいけど、生の舞台は圧巻。
興味ある方はぜひ観てみてください!絶対後悔しないと思います。
ちなみに帰りは9時過ぎでしたが、無事に帰宅できました。怖かったけど笑
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