ダンジョンメーカーのススメ

 ここまでハマったのは勇者のくせになまいきだ:3D以来かもしれない。どちらも勇者を撃退するゲームなので仕方ないね…。定められたルールに従い、計算と運でコンボを組み立てる快感を知っている人には是非やってもらいたい。
 ただし、自制心のない忙しい奴はやってはいけない。もし手にした場合、あなたの人生はおそらく崩壊する。廃人育成ゲームと名高いCivilizationシリーズの名言 "あと一ターンだけ" を地で行く中毒性がダンジョンメーカーにはあるからだ。 

 ダンジョンメーカーは襲い掛かる勇者たちを撃退する魔王を演じるシミュレーションゲームである。ゲーム形態としてはタワーディフェンスの一種なのではないか?この言葉でピンと来た人は、以下の説明はすっ飛ばしてインストールしてよろしい。楽しい時間を味わえるだろう。保障する。
App StoreやGoogle Playで300円と少しばかりの課金で手に入る。プレイヤーは3ⅹ3マスに勇者を撃退するための部屋…主にモンスターと罠を配置して、それで敵を迎え撃つ。FF7内にあるタワーディフェンスゲームが筆者のやった中では一番近い。

 一日の始まりに部屋を設置、あるいはモンスターを配置したら勇者はやってくる。プレイヤーは魔王であり、勇者を滅ぼさねば自身が滅ぼされる。滅ぼされたらゲームオーバーだ。
一日でも長く生きることがプレイヤーの目的だ。もしかすると勇者を虐殺することに快感を覚えるタイプのサイコパスかもしれない。それはプレイヤーの思想次第だ。
 勇者を倒すとわずかばかりの賃金と諸種の御褒美をもらえる。敵は日々強くなり続けていくので、こちらも日々強くなっていかなければならない。自身を鍛え、罠を増やし、強化し、モンスターを増やし、育て、果てには魔改造をする。
 勇者が来ない日もある。そんな日は商人がやってきてモンスターや部屋をお金で買える。イベントが起こることもある。巨大な怪獣が襲ってきたり、ダンジョンの罠が誤作動したりする。お金や体力を使って問題を解決し、これらのイベントでも魔王は強くなっていく。

これらの努力が敵の強化に追いつかなくなった日がお前の命日だ。アーメン
しかし悲しむことはない。
”魔王は滅びぬ…何度でも蘇るさ…”
とばかりにプレイを続けるほどにこちらも強くなれる仕組みがある。

 まずは100日生存を目標にしてみよう。そこをクリアするころにはゲームシステムを理解し、このコンボつえーとはしゃいでいる自分を見つけるだろう。そして、"あと一日だけ"と言いながらプレイをし続け、5時間は経過しているという驚きの体験をするかもしれない。私はした。

 ここまで読んでくれてありがとう。レビューはGame Castさんのこの記事が完璧なので詳しいゲームの中身を知りたい人はそっちを読んで欲しい。そして面白そうだと思えたらぜひやってみよう。
1時間遊ぶのに300円だと思えばカラオケみたいなもの。そしてカラオケと違ってアンインストールしない限りずっと君の携帯にいてくれるぞ。そして一緒にコンボを調べよう!
いま私の中でアツいのは加速部屋フェアリー。あと存在としてはアラクネ先生最強説を推している。これらの個別紹介記事を書きたい…

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