ダンジョンメーカー移動の法則(5ターン分)

ダンジョンには勇士に踏まれやすいマスと、踏まれにくいマスがあるという話がある。それを計算した結果を以下に示す。

この結果より、
・入口と、入り口から2列目のマスが良く踏まれる
・中央の列は踏まれる率が高い
・勇者が先行しやすいのは上段と下段
という結果が得られた。

この結果に至るまでの過程を以下に述べる。



勇士の移動を観察すると、以下の二点がわかる。
1.移動先はランダムだが、来た道を戻ることはない
2.戦闘後については来た道を戻ることもある。

そこで、勇士の移動は完全ランダムであると仮定し、移動先をExcel図で作成して見える化した。

1ターン目。入口に勇士が来る。これは確定。
162なのはこの先の展開の都合上必須の数字なので許して…

2ターン目。3等分される。一番先を行く勇士はこの後も常に3等分され続けていく。

3ターン目。最初に曲がった54人の勇士は、1.来た道を戻れない。のルールにより直進する。先頭から3等分された18人と合流するが、各々の来た通路が異なるため別集団として扱う。

4ターン目。54人の勇士は直進か曲がるかで2分される。18人の勇士は丁字路なので左折か右折の2択。先に進んだ27と9人は同一の集団とみなしてよい。

5ターン目。2列目中央の27人が分裂した結果、入り口に36人戻ってくる。つまり入場した勇士の2割弱が入り口に戻る。
ここから先のターンは作成の手間が心苦しく作っていない…そもそもスタートの人数を6倍にしないとやっていけない…

これまでの5ターン、先頭の集団だけを見ていたが実際は勇者は続々とやってくるので、それをすべて積み重ねた図がこれだ。
これじゃ訳が分からんので、ただの数字にしたものが

これ。これを入場人数162で割り、存在確率を示したものが冒頭で示した

この図である。

以上の結果より、
・入口と、入り口から2列目のマスが良く踏まれる
・中央の列は踏まれる率が高い
・勇者が先行しやすいのは上段と下段

が割合として示された。
また、魔王部屋の入口となる6列目中央に来た勇士は100%魔王の部屋に行くため、魔王入り口の上下のマスは踏まれにくいと想定される。勇士によって踏まれてもうれしくない孵化場や順風の置き場となるだろう。

実践では魔王部屋に勇士を入れないことが最優先されるため配置も変わるだろうが、この図が攻略の参考になれば幸いである…
なお、勇士の移動先が完全ランダムかは不明なので、前提が崩れればこの解釈は間違っている。あまり信用しすぎないように。

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