市議会&衆議院ダブル戦
南あわじ市の市議会選挙と衆議院選挙が終了。
市は定員18名に対して立候補者19名。新人1名が落選。
かなりの接戦にはなったものの、高齢議員もギリギリ当選。
次回はがらっと顔ぶれが変わるだろうことを予感させた選挙だった。
衆議院はコロナ対策の責任者をしていた西村議員と共産党の福原候補の一騎討ち。
結果は西村氏が21000票と福原氏が4500票。
西村議員や自民党のコロナ対策対応のまずさなどマイナス要因は多々あったものの
この選挙区で西村議員に勝つのはかなり厳しいことが今回の選挙でも実証された。
西村氏は2000年に無所属で国政に初挑戦したが、自民党所属の現職宮本一三氏に
6000票差で敗れている。そして迎えた2003年、西村氏は宮本氏へのリベンジを
果たす。その差2万票。
自民党の看板を打ち破り当選した若き改革者の誕生かと思われた。
しかし、西村氏は次の2005年の選挙では自民党所属議員として
そして宮本氏は新党日本へ鞍替えしての選挙戦となった。結果は西村氏の圧勝。
無所属で自民党候補を打ち破った人気と若さ、さらに自民党の援助も手にした
西村氏にすでに死角はなくなっていた。そして若き改革者としての姿はそこにはな
く、自民党政治の中で生きていく覚悟を決めた瞬間でもあったように思う。
大阪府では維新の会が大躍進を遂げ、知事と市長の手腕に府民が期待している結果
が現れたように思う。
兵庫県も20年にわたり続いた井戸体制終焉を迎え、斉藤元彦知事が後を引き継いだ
が、凝り固まった20年を破壊創造していけるだけの手腕があることを期待したい。
次回は選挙をマーケティング視点で見ていこうと思います。
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