【デュエプレ】武者ドラゴン杯環境デッキ【17弾環境】
概要
こんにちは、ジューマルです。
今回は私が主催する武者ドラゴン杯で使われているデッキの主な分類の紹介とその対策についての考察を記事にしました。武者ドラゴン杯に興味のある方は是非とも参考にしてみてください。
1.赤白武者【武者NEX】
武者とサポートパーツを中心に組んだ基本の武者デッキ。
基本と侮ることなかれ。火力とシールド追加の合わせ技は鍔迫り合いにて脅威の威力を発揮する。ここに《マッハアーマー》による絶え間ない連撃が加わるのが武者デッキの強みである。NEX要素も織り交ぜることで展開力もカバーすることができる。
弱点は《マッハアーマー》が展開の要なので除去されると一気に動きにくくなる他、《武者ドラゴン》に能力発動を依存してる部分も大きい。《ムシャ・ルピア》や《アシガ・ルピア》は《武者ドラゴン》の攻撃と能力発動に反応して能力を発動するので《武者ドラゴン》がいないときはシールド追加できず、デッキの持ち味である鍔迫り合いに持ち込めないので《武者ドラゴン》の確保はこのデッキの重要事項である。
対面での対策は《マッハアーマー》や《武者ドラゴン》の除去が挙げられる。上記の弱点の都合《武者ドラゴン》が除去されるとサポートカードの大半が機能しなくなるので盤面が一気に弱くなる。また、基本《武者ドラゴン》に除去を依存しているので武者の火力ラインを超えるクリーチャーには滅法弱い。ブロッカー破壊に注意して大型ブロッカーを展開すればそれだけで行動を大きく制限できる。
2.シータサムライ
武者サポートを《マッハアーマー》程度に抑え、サムライの要素を強めたデッキ。
《紫電》や《カンクロウ》、《剣誠》、《ヴァルキリアス・ムサシ》といった強烈なシールドブレイク能力を持った集団で怒涛の攻めを演じれるのが強み。《ゴエモン》や《ラネーバ》でドローできるのも継戦面で強い部分だ。
弱点は《武者ドラゴン》の除去能力を軽率に使えないところか。私が使う「剣武共炎」のように《ムシャ・ルピア》を織り交ぜたタイプでない限り武者の能力は諸刃の剣そのものである。だからと言ってサムライ側で除去をしようにも扱いやすい除去はクロスギアの能力か、《剣誠》や《ハルサ》といった一部のクリーチャーのみでほとんどのサムライがシールドブレイク特化である。攻勢に出る見切りが重要になる。
対面での対策としてクロスギアメタは当然だが、特に《アレクセイ候》がよく刺さる。クロスギアだけでなくサムライクリーチャーも対象にできるので任意の札を除去できる天敵だ。他の武者デッキと比べてより前のめりなデッキなので、ワンショットが成立した場合よほどトリガー運がよくない限りは粘ることができずあっさりと散る。故に「ライゾウ」や「ロマノフマッハアーマー」のようなデッキを使うのもありだ。
3.天門武者【ボルフェウス天門】
この大会でのかなり異色の部類のデッキ。
「赤白武者」をベースに天門ギミックを搭載したものと、天門に《武者ドラゴン》を挿したものの二種類に分かれる。後者はほぼ従来型の天門なので前者の武者デッキベース型を紹介。採用するブロッカーは《シリウス》のような大型ブロッカーではなく、《アガピトス》や《オービス》、《ジャンヌ・ダルク》のようなタップを行えるブロッカーが主である。《武者ドラゴン》の除去をサポートすると同時に相手側の攻撃を抑制するシールド追加とは異なる方向での攻防一体の動きが可能である。
弱点はブロッカーと天門の採用が確定であるゆえのデッキの重さである。またブロッカー除去を行えるクロスギアが二種類もあるので一度それらが出されると永続的に除去される可能性がある。
対面での対策は上記のブロッカー除去系クロスギアによる除去だ。構成次第では《ソーラー・コミューン》のような軽量タップカードを使って突破する方法もある。「赤白武者」に比べてシールド追加が少ない場合もあるので数でブロッカー軍を乗り越えるのもよし。
4.ロマノフマッハアーマー
現状の使用率と勝率的にTier1デッキと言えるデッキ。
《マッハアーマー》のSA化を利用して二種の《ロマノフ》をサイン呪文で墓地から次々と復活させ、連続でシールドブレイクするデッキである。しかし《エターナル・サイン》の登場によって《マッハアーマー》なしでも連撃が可能になったのでマッハアーマー軸とサイン軸の二種が存在している。連続攻撃によるワンショット力と下準備の少なさ、なによりメインアタッカーの《ロマノフ》が武者の火力ラインを超えるパワー8000であるという点がこのデッキの強みである。
弱点は呪文封じに弱いことと、ワンショットギミックを取り入れる都合Sトリガーが薄くシールド追加ギミックが入れづらい部分だ。
対面での対策としては《マスクウェルZ》や《ガガ・アルカディアス》の採用が挙げられる。特に《マスクウェルZ》はサムライを併せ持つ進化元として《ソウジ》や《トモエ》がいるので採用しやすく、能力の性質的に武者の火力発動も躊躇わせることができる。
最後に
今回は上記の4つのデッキを紹介しましたが、ほかにも「ライゾウ」に武者を入れたデッキだったり、《オールイエス》を取り込んだタイプがあったりと色んな武者デッキが存在します。
大会回数が増えて参加者が増えれば、またこのような記事を書くかもしれませんのでその時は是非とも閲覧してください。
お読みいただきありがとうございました。
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