大阪の沼にハマりました。
大阪ってご飯美味しいですよね。
その日も大阪にて、叔父さんに、嫁と息子とご馳走になった焼肉サイコーでした。
そんで、駐車場から焼肉屋さんに向かう途中、公園を横切ったんですけど、沼があったんですね。落ちました。息子が。出オチですけど。最初の木道の曲がり角で。
なんの盛り上がりもなく、もったいぶりもなく、キレイに。
放物線も描く事なく、直角三角形の斜辺なシャッとした角度で。
テンポは、コンスタンチンって感じ。
コンと左足を引っ掛けて、右足がスタンと木道をかすめて、沈でした。コンマ0.5。
そう、比喩ではなく、大阪の沼に落ちました。息子が。
尾瀬とかじゃなく大阪で沼に落ちるあたり、さすがオレの息子。
ふざけてビーニーを顔までかぶってて前が見えなくて落ちたわけですが、ベチッて落ちて「いたい」と一言。その後は無言でよじ登ってきました。けなげ。
「落ちちゃった」
いや、知っとるわ。なんで大阪で沼に落ちんのよ。北海道とかなら、まだ少しは予測できたわ。
息子が少し悲しそうだったので、
「いやー、大阪で沼に落ちるなんて、中々できないよ。すごいな、お前は!」とフォロー。
いや、本心から、ほんとスゲェと思う。お前はもってる。
とか言ってる場合じゃない。もう待ち合わせまで時間がない。
叔父さんにメール。
「どういう意味?」
いや、意味とかないんです。
そのまんまなんです。
大阪住んで長いと思うけど、叔父さん、大阪にも沼はあって、落ちることもあるんですよ。覚えておいてくださいね。
皆さんも、落ちないようにきをつけてね。
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