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笑えない話を笑えるところまで持ってく儀式 完結編
つづきです。
その日、2択を迫られていました。
①貧弱なスタンド[父島]を調教しつつ保険会社と戦う。
②スタンドおいといて保険会社を素手で殴り合える場所に引きずり出す。
スタンド[父島]
(父島のゆるキャラ、赤ぽっぽくん❤️)
①は、調教するにも電波弱すぎ、スタンドのやる気なさすぎ、オレの堪忍袋の限界近すぎって事で、②をチョイス。
②の問題は、保険契約者が運転者であるスタンドくんで直でやり取りできないってとこなので、保険屋さんに、
「カレは、このタイミングで3週間、父島に行ってしまいました。父島って分かります?そう母島とかの父島です。あの父島です。このタイミングに。そう、3週間。私が困ってるのお分かりになりますよね?」
と言ってみたところ「父島」というパワーワードのわかりみが過ぎたらしく、意外と簡単に直でやれる事になりました。
父島スゲぇ。呪文[アスカラチチジマ]オレも唱えてみたい。でも、社会で放つには、人としての尊厳とポジションを引き換えにするこの呪文、オレに使いこなせるだろうか。
保険屋さんの対応をみてると、どうやら、こういう事多いのではないか?と思いました。だってこのルール、保険会社にも効率的に無理がありすぎなんで。
という事で、スタンド使いを不安にするだけのスタンド[父島]は、一切使わず、直接対決!戦いの火蓋は切って落とされ、
さぁ!やってやんぜー!と息巻いてるとこに…
ピロリン。
「へ?戦闘終了?エンディング?」
マジかよ。「オマエノクルマ100円」くらい面白い事言えねーのかよ。
ってヤバい。この申し出に「だが断る!」と言い出しそうな自虐ネタに飢えてる自分に愕然。いやいや喜ばしい!喜ばなきゃ…
ただ買い替えが条件なので、300万以上の車を買うのが条件でした。注文書を提出だそうです。意味わからんかった[買い換える車の購入費]は、ここで効いてくるんすね。
要するに、買い替えを250万の車にしたら、300万より安いから、250万の保証になるわけです。50万を懐にはNG。
という事で、こうなりました。
全く同じの買いました。
まとめ
濃い2週間でした。事故った愛車見に行った時は泣いたし、泣きながら大学生に「オレはこれからお前らを殴る!」みたいにやってもよかったけど、(ダメかw)別に彼に世の中のルールを仕込む労力や時間をオレが払う必要ないし、そもそもそーゆーの苦手だし、親がヤレ。彼の人生知らんわ。
で、辛すぎて、笑ってやれる方向にしたわけですが、自虐で書いたnoteこれが自分にはすごく良かった。笑い飛ばすってスゲぇっす。マジで元気でましたから。
事故当初、うちの家庭は、マリリンマンソンとアリスクーパーがfeatしたツアーの楽屋に見えるくらいの落ち込みようで、完全に悪魔に魅入られちゃってましたけど、ボク、普通のおじさんに戻ります。
(ちょっと前の加藤家)
さて、笑えるオチがないんで、
なんとか納車の日に、ここは反対側に横転せねば…みたいな危険な責任感にかられそうになってますが、なんとか正気を保っていこうと思います。
そして、今年のto doできました。
父島に行く。
週1度のフェリーで片道24時間。
行ったら1週間は帰ってこれないからハードル高いけど。
誰か一緒いきませんか?マジでw
おわり。