依存体質だった自分に気付かされた話
他人と暮らし始めてから約4ヶ月になる。
とにかく辛くて、自分の自由時間が取れず苦しんできた。
苦しい経験が大半の中で、楽しい事も起こるのだけれどほんの僅かで、荒んだ私の心を全回復させられる程の力はありませんでした。
心の病気になってしまうのではないかと思う位、疲労が限界に達して涙し、相手に優しく接する余裕が全くありませんでした。
睡眠時間も減り、体重も減り、スカスカになっていくのが怖かった。
どうして私ばかり……
どうしてこうしてくれないんだろう
買い物ばかりしてないで、貯蓄してほしいな
相手に望んで、いつも勝手にイライラしたりガッカリしていた。
口調がキツくなって、責めるような物言いになってしまっていた。
知人に「これ位してあげたんだから、俺にもこれ位して欲しい」と望んでくる彼と付き合っている女性がいるのですが、私はそれにとっても引いていてそれってどうなの?と疑問を持っていたんですよね。
それなのに、自分が依存する体質だったと気付いて、自分自身に引きました。
そんな時、ちきりんさんの「voice of ちきりん」のライブ(2022年1月24日#470の放送)を聴いて、すっかり心が元気になったのです。
10分決済の「妄想する決算」さんとトーク!なんという自由で天然な面白さ!めっちゃ笑いました。というちきりんさんの仰る通り、とっても自由で楽しい気持ちになりました。
東南アジアに移住する予定があるそうで、それにニートのお友達を連れて行く。連れて行くだけではなく、養っていこうと思っているそうで、えー!なんなのそれ!と目からウロコだった。
「海外に一人で行ったら、一番の問題は寂しさじゃないですか。
ニートが一人家にいたら寂しくないじゃないですか。」
なんなのそれー!ですよね。
新しい。新しすぎる。
とっても自由で、私も自由に生きていこうと改めて決めました。
お金で悩んでいることが、バカバカしくなった。
老後の為に、せっせと貯めて、それは間違いではないし必要な事なんだけど大金を貯めて、いざ使うぞってなった時におそらく年をとって体力が無くなっているだろうし、なんなら生きていないかもしれない。
そんなにお金がかからずに、今出来ることはやってしまえばいい。
それって、分かっていても実行に移す勇気が無かったんですよね。
先延ばしにする意味は果たして…
お金を使いたくない。
そこかなと。
え?でもそれじゃあ何の為に生きているんだろう、の禅問答になってしまった。やりたいことを、やればいいんじゃない?楽しまないと。
「夢と友情と愛情があればいい」
妄想する決算さんは話していました。
本当に、そこかもしれない。
好きな相手と同じ部屋に住みたかった理由は?
一緒に暮らして、同じ体験をして一緒に楽しみたい。
おはよう、いってらっしゃい、おかえり、おやすみなさいを言って、寝食を共にし生きて行きたい。分かち合いたい。
それがしたかったから、一緒に住み始めたのに……。
自分がぶち壊していたんだという事に、4ヶ月で気付けて良かった。
長かったな。相手にも申し訳ないことをしてしまった。
嫌な思いをさせてしまった。
このまま突き進んでいたら、別れていたかもしれない。
何があっても、とりあえず賃貸の更新月が来るまでは楽しんで生活して、範囲内のお金で経験できることは、どんどん挑戦していこう。
人生は一度きり、という当たり前の事実を胸にとにかく楽しんでいきたいと思います。