身勝手の袋叩き

私は暑い最中、夕立で雷がなる中、生まれたとか。
けれど私は、男として生まれてこなかったため、「要らない子」言われてしまいました。
男として生まれてくる予定だったので、名前が男児のものしかなく、出生届は遅れ、名付け親はどこかの知らない人でした。
母親につけられるよりはずっとマシだけど、ハッキリ言って名前が気に入らない。


近年、「養子に入った婿より、孫に家督を継がせたい。孫に財産を使われるなら構わないから」とか、
「離婚して帰ってきた娘の子供を引き取って、養子にして継がせたい。それがムリなら、早く結婚させて子供をまた生んでもらいたい」とか、まるで、子供も孫も何かの道具みたいに扱う様が多く見られ、驚かさせれる事数々。
目に余る「人間の身勝手さ」。

そんな中で生きていくということは、誰しも過酷かつ残酷なことに相違はないと思います。

…私すら、振り返ると人生に蓋をしたくなる。
出来るなら、消しゴムで消してしまいたいと思う。
燃やせるなら燃やしてしまいたいし、換えられるなら換えてしまいたい。
…出会わなければ良かったと思う人もいるし。
…もっと早く出会いたかった人もいるし。
…生まれる時代が違っていたらと思うことだって多々ある。
…もっと生きて欲しかったと思う人もいる。
…死んでも許せない人がいる。

毒母によく言われた。
「それがアナタの運命だったのよ」と。
果たして「運命」と言う言葉で片付けられる代物ばかりなんだろうか。
面倒だから「運命」で片付けてない?
そもそもお前そんな思考してたっけ?

だったらお前なんか早く死んでしまえよ。

私の今からは、消化するのには、相当時間がかかっている。
邪魔、雑念、障害、自分を保てない。
今からも、それからこの先も、多分続く。

時間が経てばなんとかなる、などとは考えていない。

明けぬ夜はない?、だったら私はずっと夜だ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?