202011_法人設立_口座開設

法人設立にあたって銀行口座の開設を行ったのでその記録。

<楽天銀行:202007(設立1か月)、開設完了>

<三菱UFJ銀行:202012(設立5か月)、開設完了>

まずは楽天。

■開設時の状況

社員は自分だけ。口座開設のタイミングは法人設立登記終了後(法人書類がいるので、資本金振り込みは個人口座で行う)。設立と同時に受注はすでにあり売上は少額ではあるが計上されていた。登記住所はシェアオフィス。

■口座を選んだ理由

・個人、個人事業主でも使用しており、慣れていること

・振込手数料が安いこと

・融資の必要のないビジネスモデル

■開設手続き

オンライン申し込み。必要事項を記入して申し込み。HPなどは作っておらず事業内容を証明するものがないため、契約書を1件コピーして追加で提出。申し込み後、先方から電話があり、事業内容などをヒアリング。それほど難しい質問はない。自分の場合は個人事業主の延長であるため、説明しやすかった。申し込みから3週間程度で開設手続き完了。

■補足

口座開設手続きとあわせてビジネスカードを作成。なお、楽天の場合はビジネスカードの作成には個人でプレミアムカードを同時に申し込む必要がある。ポイントに関しては個人のポイントと合算で利用できる。楽天のヘビーユーザーでポイント重視であればお勧め。個人でコンシェルジュサービスなどがついているクレジットカードを持っていないのであれば、アメックスとかの方がよいと思われる(年会費は経費にできますしね)。

次にUFJ。

■開設時の状況

社員は自分だけ。設立時からそれほど状況は変わっていない。設立月1件だった契約先が3件に増加。末締め翌月末入金のため、3ヵ月ほど入金実績あり。オフィスはシェアオフィスのまま。

■口座を選んだ理由

・人数を増やして組織化していくことにしたため信用のあるメガバンク

・社会保険料の引き落としがネット銀行が対応していない

・メガの中で唯一個人口座を持っている銀行。関与先でみずほを使っているが、ネットバンクが使いにくかった。

・登記住所のすぐ近くに支店がある

■開設手続き

(1回目訪問)

オンラインで基礎情報を入力して、事前に申し込み。全部履歴事項証明書、印鑑証明書、代表の身分証明書を持参して、最寄り支店を訪問。法人用窓口で女性スタッフに対応いただいた。最初に色々な書類を提出してもらい、質問もして、長ければ1か月ほど時間がかかるが、それでも口座開設できない可能性がある旨は強調して説明有。次に会社名の由来、オフィスの契約状況、事業内容、UFJで口座開設する理由、主要得意先、開設した後に主要口座とするか?などの質問に答える。次に追加書類を準備して持ってきてほしいと依頼をうける。なお書面ではくれないので、口頭で必要書類を教えてもらう感じです。必要書類は個人事業主の活動があったので、個人と法人どちらも提出が必要とのこと。直近2か月分の入出金明細、請求書・見積書、オフィス契約書、資格証明書、確定申告書。

(2回目訪問)

1回目と2回目の間に電話がかかってきて、追加の質問あり。受注ルート、他社との差別化はどうするか?など。必要書類を提出して終了。この日は特段質問なし。これから審査に入り、結果は追って連絡するとのこと。さて、どうなることやら。

(3回目訪問)

個人事業主口座から報酬振込先の個人口座明細を追加提出。それを確認して口座作成手続きにすぐに移行。1時間程度で作業完了。BIZの無料版はAPI連携してくれないので有料版を契約。ようやく終了。

■補足

意外としっかり質問、資料提出を求められる印象。士業なので、おそらく口座が作りやすいとは思うが、設立から時間がそれほど立っていないこと、シェアオフィスを利用していることが懸念点か。

1回目の申し込みから3週間程度で作成完了。設立1年目、シェアオフィスでも可能。ただ自分の場合は個人事業主期間が1年以上あり、実績もあることが良かったのかなと感じた。


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