主人公補正OVA 14話前編
美月)ふんふふ〜ん♪
○○)……。
今、僕は山下さんと2人で動物園に来ています。
え、また浮気かって?
いや、これにはちゃんとした訳があるんです。
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美波)ま!
美月)る!
史緒里)ま!
祐希)る!
桃子)く!
蓮加)ん!
バンッ!
○○)うわっ!
ある日、突然みんなが話しかけてきた。
蓮加)最近は随分楽しい毎日をお送りのようですね〜!
桃子)浮気だ〜!
祐希)だ〜!
○○)いや、あのこれには深い訳が…
美波)そこで!
美月)○○くんには!
史緒里)あえて!
蓮加)浮気してもらいます!
○○)え?
蓮加)と言っても、1日だけみんなに貸してあげるだけ。ほら、一応誰が○○と付き合っても恨みっこなしってことだったでしょ?
○○)そう、だね…
みんなに一斉に告白された時、そういう約束をしてたらしい。
蓮加)だからね、みんなにはすごく感謝してるから、1人1日だけ○○を貸してあげるの。つまり、あなたは隠さずに浮気できる訳。よかったね〜?
○○)いや、隠して浮気してた訳じゃ…
蓮加)もちろん、最後は私だからね?私が1番だって思い知らせてやるから。
○○)いや、今も蓮加が1番…
蓮加)最初は美月だから。楽しんできてね?
○○)は、はい…
美月)よろしくね、○○くん❤️
○○)あ、あはは…
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ってなわけで今日は山下さんとデートすることになったのです。
これは決して浮気ではない!
浮気だとしても公認です!!
美月)○○君とデートって2回目だね!
○○)そうだね。
山下さんとは過去に一度、水族館に行ったことがある。
美月)○○君とまたデートできるなんて、すっごく嬉しい!
○○)それは良かったです…
僕からしたら蓮加が何を考えているのか全くわからなくて怖いです。
美月)久しぶりだな〜、動物園!
○○)前もそうだったけどさ、山下さんってちょっと子供っぽいよね。
美月)そう?
○○)うん。なんか水族館とか動物園とか、そういうところ好きなんだ〜って思って。
美月)いや、それは、その〜…
○○)ん?
美月)デートってさ、どんなところがいいか、わからなくて…///
○○)あ、そっちか…
そうだ、そういえば山下さんは男の人と付き合ったことがないんだった。
○○)僕は山下さんとだったらどこでも楽しいよ?
美月)ふぇ?!
○○)だからそんなに気張らずに、山下さんのやりたいことをしな?
美月)…うわ〜、今の蓮加にチクっちゃお〜笑
○○)えぇ〜、励ましたつもりだったのに…
美月)ふふ、ありがとう○○くん。よ〜っし!それじゃあ思いっきり楽しむから、ちゃんと着いてきてね!
○○)あ、ちょっと!
○○の天然たらしは、今日も止まらない。
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美月)かわいい〜!
○○)ふふっ。
動物を見て回る山下さんは、それはとても楽しそうで、見てるこっちまで楽しくなってくる。
美月)え〜!ゾウの鼻って全部筋肉なんだって!
○○)えぇ〜!初めて知った。
美月)あなた意外とマッチョさんなのね〜!
○○)いやいや、人の言葉はわからないから笑
美月)あそっか笑
なんていうちょっと抜けた会話もあったりして、結構楽しめてる。
美月)次、あっち行こ!
○○)だから待ってって〜!
この元気っぷりはどうにかしてほしいけどね笑
To be continued……
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