主人公補正OVA 3話後編
○○)ん!美味しいです!
七瀬)ほんま?よかった〜…
○○)これ、手作りなんですか?
七瀬)うん、いつもななが作ってる。
○○)すごいですね…美味しいですし。
七瀬)そんな褒められると照れるやん…///
わかりやすく顔を赤く染める七瀬先輩。
七瀬)蓮加ちゃんはご飯作ってくれへんの?
○○)いや、作ってくれるとは思うんですけどあまり負担にさせたくなくて。
七瀬)優しいんやね。
祐希の分も作ってるって聞いたし、僕の分まで作ってもらうのは流石に申し訳ない。
七瀬)じゃあこれからは毎日ななが作ったろか?
○○)いやいいですよ笑申し訳ないですし、蓮加に怒られるので笑
七瀬)え〜、ななは全然ええのに…
○○)お気持ちだけ受け取っておきます笑
七瀬先輩が作ってくれた弁当を食べ終わり、時間はちょうど昼休みになった。
七瀬)今日はありがとな、付き合ってくれて。
○○)いえいえ、僕も楽しかったですから。
七瀬)あ、せや。放課後また来てくれへん?
○○)え?
七瀬)最後にもうひとつサボり方、教えたる。
○○)わかりました、じゃあ楽しみにしておきますね。
七瀬)うん、たのしみにしとってな〜。
○○)じゃあまた放課後に〜!
七瀬)じゃな〜!
教室に着くと、みんなはお弁当を食べていた。
○○)ただいま。
健)おつかれ〜笑どうだった?
○○)まあ、意外と楽しかったかな笑
海斗)なにそれ笑あれ、弁当食わねえの?
○○)うん、あんまりお腹空いてなくてさ笑
裕也)zzz…
昴)じゃあ俺が食べてもいいか?
○○)どうぞ〜笑
健たちと楽しそうに話す○○。
七瀬)ふふっ、青春やな〜。
そんな○○を優しく見守る七瀬だった。
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○○)お待たせしました!
放課後になり、○○は七瀬のいる屋上に来た。
七瀬)蓮加ちゃんは大丈夫なん?
○○)蓮加は今日バイトなので大丈夫です!
七瀬)そっか〜…ほな、ついてき。
○○)あ、はい!
そう言って屋上から離れる先輩。放課後歩いていくうちにどんどん人が少なくなっていった。
七瀬)ついた、ここや。
○○)ここって、空き教室ですか?
七瀬)うん。入って?
こんなところで何をするんだろう。
七瀬)ガチャッ!…ここはな、ななのお気に入りの場所でな、人が全然こんのよ。
○○)そうなんですね!ここでどうするんですか?
七瀬)ふふっ、そんなん決まってるやろ?
そう言うと先輩はどんどん近づいてくる。
○○)え、あ、ちょ、先輩?
七瀬)鍵が閉まった教室、2人だけ、誰も来ない…こんなに条件が揃っとることはなかなかないで?
○○)な、なにしようとしてるんですか?
ついに壁際に追いやられてしまった。
七瀬)ふふっ、つ・か・ま・え・た。
○○)きゃ、きゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!
○○の悲鳴は誰にも届かなかった。
その日の夜、そこの教室だけ灯りがついていたそうな…。
To be continued……
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