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福祉 介護タクシー事業者が【経営】を持続させる為に備えなければならないスキルとはこの1つである。


「やっぱり丁寧な運転と安全安心を与える介助技術ですよね~」

「継続的な運行依頼を頂ける為には関係先(ケアマネ・相談員)との信頼関係構築だと思うので、こまめな営業を欠かさず…ですよね~」

「同業者との密な連携構築の為には夜の付き合いも欠かせないっすよね~」






違います、違います。



その部分にエネルギーを投下しても見合ったリターン(収入)は得られないですよ。


同業者が年々増加する中で、仲良しこよしの関係性に交際費と時間を投下するよりも、

名刺配り・チラシ設置のお願いにガソリン代と移動時間を投下するよりも、

介助スキル向上で同業者との差別化を図ろうと各種講習会に参加して充実感を得るために所要時間と講習代を投下するよりも、


介護タクシー事業者がエネルギーを投下しなければならないポイントは





情報発信力です。



端的に言えば、頭の中で考えている事を文字で伝えるチカラですね。インターネットありきの現代、WEB発信力と言い換えても差支えないでしょう。




どんなサービスを持ち合わせていて

そのサービスを必要としている人は誰で

その必要な人に届ける手段は何で

そのサービスを届ける人はどんな経歴の人で



これらを文字で可視化させる事が何よりも重要です。




「言葉で伝えればいいんじゃないの?」


そう思われたかもしれませんが、はっきり言いまして、その考えで納得している内は事業継続性はかなり難しくなってきますね。


文字で伝えるスキルを向上させれば自然と対話力・会話力の向上に直結してきます。それは、自社のサービス・商品のPR(プレゼンテーション)を相手に伝わるように伝えられる事と同義なので、リピート率向上や見込み客が顧客へと滑らかに映る手助けになるんですね。


「書く=発信」という行為は、今まで培ってきた体験・経験やそれらを基にした想像力を絡み合わせ、駆使して脳内にある概念を棚卸しなければならない、熱量伴うタスクなのです。


特に、個人ビジネスを運営する方は、そのタスクを疎かにしては持続性ある事業は営めないでしょう。



ただの日記だからお客様から選ばれない



「社畜になるな、表現者となれ!」

「好きな事をビジネスに!自分らしく生きる!!」

「気ままに世界を旅するブロガー・アフィリエイトで月収100万達成」



このような風潮漂う昨今の流れもあり、ツイッターFacebookインスタグラム・ブログ発信を通じて誰もが「自分メディア」を低コストで運営できる時代となりました。


そのような有象無象あふれるネット発信者の中で、



貴方がどんなビジネスに取り組んでいて

そのサービスを利用するとどんなメリットが得られて

そのサービスを利用した事で日常生活にどんな影響が起こるのか

そのサービス提供者の素性・経歴・特徴は

そのサービス提供者がお客様の信用と信頼を得るために行ってきた活動や実績は



これらの情報を「他者目線」で発信する必要があるわけです。



「〇〇をして楽しかった!」

「これが出来ます、お問い合わせください!」

「介護タクシーは車いすがそのまま入る便利なタクシーです、お気軽にお問合せください」

「料金は運賃のみ、介助料金はいりません!お得に活用ください!」

「趣味の〇〇がここまで来ました~ 次は〇〇してみたいと思います~」

「車いすユーザーとお花見に出かけました~ 天気も最高でした~」





これらはただの日記です。


全部、他者目線でない・自己都合の情報発信なんですね。それではインターネット情報洪水に埋もれてしまい、閲覧者(見込み客・リピーター)の心を揺さぶる価値ある情報とはならないのです。


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頂けました貴重なお金(信用)は、信頼へと繋がる情報コンテンツやオフラインの状況でお返し出来たらなと思います。 移動にお困りの高齢者・障がい者がより良い生活が送れるよう微力ながら私の言葉で発信していきます。