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それは運命だった…の、か?
韓国ドラマを普通に楽しみ、カーステレオでK-POPをがんがん聴き
ハングルの練習もしなきゃ、などと考えている韓流15年なただの主婦兼ピアニストだった。
歴史ものは大好きだ。大河ドラマのDVD-BOXも数多持っている。
しかし韓国時代劇にも些か飽きた。
大体なぜ韓国時代劇の衛兵たちは主人公たちを追い回していても捕り逃してばかりなのか。
なぜ氷点下が普通の冬の寒空の下、化繊一枚の薄着で鼻頭と耳を真っ赤にしながら演技をしてる、冬なら冬の装いがあったろうに、資料がないのか?
そんなことをツッコむのに疲れた私が
少しだけ棚が増えた中国ドラマに向かい手に取ったもの、それはある清朝ものの作品だった。
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試しに見てみて、ーーー見事にハマった。
興奮だった。
感動だった。
半月、ひと月、そして三月たっても感動は冷めず、何回リピートしても号泣、もう韓国ものには戻れない。
あまりにも感激した私は当然次の作品を物色した。
辮髪ばかり見ていたため、総髪長髪の鬘に何だか違和感を覚え次のも清朝ものにした。
同じ康熙帝の話だった。
それが『皇帝の恋』(原題『寂寞空庭春欲晩』)だったのだ。
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主役はこの三人、康熙帝に劉愷威、納蘭容若に張彬彬、ヒロイン琳琅にこの間物議を醸し芸能界追放となった鄭爽。
美しい衣装と素晴らしい音楽で気軽に楽しめる作品だった。
よくある"一目惚れ"もので、皇帝がお忍びで出会ったヒロインを全身全霊で愛しぬくラブ・ロマンス時代劇。
ーーーところが。
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私の魂はなぜか
主役たちではなく
この額づく奴婢ーーー宮中の使用人である最下層の部署ではたらく宦官(太監)をロックオン。
この無言のカット、眼光に憎しみを滲ませる一人の青年ーーーヒロインの生き別れの兄、長慶を演じていたのが、張暁晨だったのだ。
それでどうしたって?
それがですよ。
続きは次の記事にて。
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