赤黒テレスコテレスについて
初めてCS優勝できました!!!!
サブタイトルの通り、7月24日の吉祥寺のミトラスCS全勝優勝しました。自分はこのデッキが大好きでCSに持ち込んだので、テレスコのことを好きになってほしいという気持ちから記事を書いています!!!
普段から文章を作るのが下手くそなので9割無料で公開します。初めてでおみ苦しいところばかりだと思いますが、是非読んで行ってください。
執筆者:クリス松村(TwitterID:kanaPsa)
使用リスト
早速ですが、このデッキの採用理由を解説していこうと思います。
初動枠
コダマダンス・チャージャー
手札交換しつつ手札が一枚増えるこのカードは3➔5でテレスコに繋がるだけでなく、5マナの時にこの呪文を打った後、残り3マナになってくれるのでメタを立てることもできる器用物。
ビート対面以外で手札にあったらいつでも何かしらの役割を持ってくれる。
また、黒単色であることも鬼寄せテレスコをしやすくしている。
ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム
基本下面しか使わないものの、アナカラー系統では上面で出すこともしばしばある。下面はとても器用で、
赤単の小型除去
メタ除去
カード指定のため新世壊やアポロの下バイ除去も
などなどたくさんの使い道がある。本当は3投したかったが、枠が足りないのと赤色を増やしたくなかったので仕方なく2投。
ゲオルグ・バーボシュタイン
今回のデッキでほかの人が入れていなくて自分だけが入れているであろうカードの一つ。このカードを採用した理由は、
先行なら最速でハンデスをすることで相手のやりたいことを妨害でき、後攻だったら後攻のハンドアドバンテージを生かしつつ、2t目にできることがないのでほかの動きの邪魔をしないためこのデッキなら生かすことができるのではないか?という思い付きから入ったカードだ。また、後に紹介するフットレス・トレース(毎ターンハンデス)や、CRYMAXジャオウガ(足りない一打点を上面で出すことで補う)、ガクブッチ・リッチーモア(ゴーストタッチを打ったことで相手だけでなくこちら側のリソースも減っているがそこを補ってくれる)などとも相性がいいため個人的にはこのデッキの中でのお気に入りのカードだ。
たまに上面で出すこともあり、一点行くとハンデスができることも覚えておくと本当にたまに使うことがあるだろう。
ここで比較対象として出てくるカードとして、ボルギーズが上がる。そこでこの二枚の違いを比較してみよう。
ボルギーズとバーボシュタインの違い
傀儡将ボルギーズ
上面がメタ、小型除去できる。
邪王門から出ると2面除去できるときがある
コマンドなので封印がはがせる
ゲオルグ・バーボシュタイン
盤面を並べる系統のデッキに対してハンデスするたびに除去できる
下面がトリガー
ダークネスで蘇生できる
今思えばボルギーズのほうがよさそうに見えますが、予選で2回くらい4ターン目ぐらいに出したりダークネスで蘇生したりしたのでどちらにも良い点がありますね。
次から使うときはボルギーズにする気がします。
メタカード枠
コッコ・武・ルピア
サガループメタとしてとても強いカードである。このカードはハンデスと相性がよく、相手のハンデスで落としたカードを山札に戻して除去ができる。
終盤にはトリガーのないデッキに対して手札を枯らした後、アームルピア一点エンドして相手のターン開始時にテレスコのハンデスでアタックしたシールドを捨てさせるという極悪コンボもできる。
何もないところからでも逆転の目を生んでくれるカードだ。
ルピア炎鬼
キャプションにも書いてある通り、こいつのパワーは驚異の5000だ。おかげでサガループに入っている「開けるか」では除去されず盤面に残ってくれる化け物だ。
そのため、邪招待やパーフェクトジョーカーズでしか除去ができないのがとても偉かった。対サガ最強格のメタだろう。
中盤枠
謀遠 テレスコ=テレス
このデッキの核となるカード。3➔5で出してリソース勝負に出るもよし、この後紹介するバグカードである、鬼寄せの術があると最速3t目に出すことができる。このカードのいいところを上げると、
ランダムハンデスであるため運がいいと相手の動きを妨害できる
ハンデスだけでなくリソースも稼げる。また相手がカードを捨てるたびにドローすることもできるため、エマージェンシータイフーンで捨てたときなどにも反応してくれる。
毎ターンハンデスしてくれるため一度出たら死ぬまでずっと仕事をしてくれる
地味に持ってるブロッカーが邪王門から出てきたときに2面取ってくれて最高
ターン初めだから、昔のマッドネスに引っかからない。
好きなカードのいいところを上げだすときりがないためここまでにしておくが、一枚で無限にリソースを稼ぎ相手のリソースを減らしてくれるのはかなり強いだろう。
中盤にこのカードを立ててリソース勝負をし、横を広げた後CRYMAXジャオウガを出してフィニッシュしよう。
フットレス=トレース
いわゆる5枚目枠。テレスコがないときや3コストでメタを立てた次のターンに建てることが多い。
毎ターン墓地回収(ほぼ)はかなり強く、途中でハンデスされたCRYMAXジャオウガを回収等も出来る。
ここでゴーストタッチの時にちょろっと書いた小技について解説する。
小技①
ゴーストタッチを打つ
フットレス=トレースを出す
ターン終了時に墓地回収をする
1に戻り+αで行動ができる
これは一つ後に書く絶望と反魂と滅殺の決断(以下ダークネスと呼ぶ)でも同じようなことができる。テレスコがないときに疑似テレスコのような動きができるのもゴーストタッチを採用した理由の一つである。
パーフェクト・ダークネス
かなりカードパワーが高い。2ハンデスをすることがあればアームルピアでしかできない盤面除去もしてくれ、基本2回は唱えられる優れもの。手札が少ないときにこのカードが墓地にあるだけで安心感が違う。
墓地蘇生もたまに使う。
3投してもよかったが枠の都合により2投普通にシス抜けや。
終盤枠
CRYMAXジャオウガ
このデッキのフィニッシャー。不利対面でも5マナ鬼寄せジャオウガをすれば巻き返せることもある。強すぎるしみんな知ってるから解説も不要だろう。
CRYMAXジャオウガが3投な理由
このデッキは基本、テレスコで相手のリソースをなくしその分のドローでハンドを入れ替えていく。そこでフィニッシュは10ターン目とかになることもざらである。そのためそこまで枚数を多く採用しなくてもいいのではないか。第一テレスコでドローするからフィニッシュしたい時にはたいてい手札に来てくれるだろうということで3投にした。不利対面、ミラーに少しでも勝ちの目を増やしたいのなら4投してもよいだろう。
邪闘 シス(?)
正直に言います。使わなかった。
盤面すっからかんにされた後Wメクレイドで復帰できるように!とかおもって入れたんだろうね、でもさ、出るアビス6枚しかないやんけ。
正直ゲンム焼けるところ以外使い道ないし、第一そのゲンムも邪王門からガクブッチめくってバトルしたら十分だし、アビスラッシュなきゃ出たターンからメクレイドできないし、そもそもプレイヤーにしか行けないからハンド増えちゃうしでいいとこなかった。毎回マナ埋めてたと思います。
受けもガクブッチのが強い。マジでノーマルカードと変わらんってのが使った感想でした。ゲンム使う人が多いときはやむなく入れるかも。
受け枠
一王二命三眼槍
アポロへの対策として名高いこのカード、邪王門がないときのダイレクトアタックや相手の特殊勝利も防げる最強のカード。相手のダイレクトアタックで一枚を敗北回避で使った後返しのターンに召喚、下から敗北回避で使ったバラドで4打点を組むこともできる。
実際今回のCSでプレイヤーアタックするときに邪王門二枚
一枚目からアームルピア、二枚目からバラドを出し、アームルピア効果で元々墓地にあったバラドを一番下にし、鬼エンドで下からバラドを出して追加打点を組んで安全に勝利することができた。受けにも攻めにも使えるカードでとても強い。
百鬼の邪王門
相手のアタックに合わせて捲ったり、自分の攻撃の時に追加で打点を生むことができる。しかし、ルピア炎鬼がいる時は自分の踏み倒しも制限されているためルピア炎鬼が刺さらない対面では出さないように意識しよう。
悪縁 ガクブッチ=リッチーモア
邪王門から出てくることで唱えた邪王門を回収、スレイヤーで確定除去、2面止めることができるいわゆる「邪王門専用機」だった。
しかし、このカードは決勝の時別の役割を持ってくれた。対面はサガでゴーストタッチを二回打った後メタを立て耐えていた。しかしこっち側のリソースはなく、手札は少なかった。そこでこのカードが手札に来てくれたことで、墓地にあるゴーストタッチを再利用したりマナにおいて次の動きにつなげることができた。
間違いなく今回の優勝に貢献してくれたカードであろう。
バグカード
鬼寄せの術
ぶっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ壊れ!!!
このカードがあれば最速3ターンでテレスコテレスが場に!ジャオウガでフィニッシュするときも使えば5マナで出てくるから、中盤で勝負を決めに行けるようにしてくれる。しかもシールドを1枚回収するというテキストもやばく、コスト軽減しても手札が減ってないのです!!!!!!!
フェアリーギフトと違い多色2コストなのはかなり違うとはいえ、手札が減らないのはこのデッキを回していくうえで最強なのです!!!!!
メタコントロールデッキという性質上、手札の質やマナカーブがかなり大事になってきます。
そんな中、手札を入れ替えながらその1、2ターン先にしかできない動きを行えるこのカードはかなり強いです。
最後に
初めてのノートで不安なところもありましたが、ここまで読んでくれた方、そして読みにくくて途中で挫折してしまった方もいると思います。それでも1秒でも興味を持っていただけただけで私はとてもうれしいです!
長々となりましたが、少しでもこのデッキについて知ってくれる人が増えたらうれしいと思っているので是非ハートと拡散お願いします!ここより下は次のCSで使うであろうリスト、リスト解説などをします。
流石に無料で完全公開したくはないので有料とさせていただきますが、そんなに書くこともないので私へのおやつ代だと思ってお金を出していただける方のみご購入ください。
ある程度度の対面には何をすればいいのかなども書いておきます。
対面ごとの動き
前提として
そもそも3t鬼寄せテレスコは最強です。この二枚がそろっていて、次のターンには必ず死ぬからほかの行動しなきゃいけないって時以外はしたほうが得です。鬼寄せの部分のハンドが入れ替わって相手の手札がなくなるまで毎ターン手札が一枚ずつ増えていくんですよ。弱いわけないじゃないですか。
またこのデッキの終着点は、メタを立てながらのハンデスコントロールで、ハンデスをしてるのになぜか減らないハンドを利用して盤面も制圧していき最終的にはジャオウガを投げて勝つといったデッキだと思っています。その動きをする前提で、各対面で特に意識するべきことを書きます。
質問等あればkanaPsaにDMして下さい。答えられる範囲で良ければ答えます!
ご購入ありがとうございます!最後まで読んで参考になると嬉しいです!!!
青黒サガ
勝率6割程度
ルピア炎鬼やコッコアームルピアをうまく使うことでターンを稼ぎつつ、リソース勝負を仕掛ける。ジャオウガを引けたのならルピア炎鬼+1体いる時にジャオウガを投げれば3枚から2枚除去トリガー(ドアノッカや邪招待)を踏むという細い線以外はだいたい勝てる。ジャスキル+3打点用意できると3トリ要求になるのでそこが殴り時。またジャオウガを引けていないもしくは書道で真名に埋めてなくなってしまった場合は、相手のハンドがなくなったタイミングでテレスコがいる状態で一点ずつ行ってもよし。ただその場合、ルピア炎鬼プラスアームルピアぐらいないとドアノッカを踏んだり、エマージェンシータイフーンを踏んで次のターンにループされる可能性もあるため、しっかりリソースを稼ぎ切ってメタを立ててから詰めるか、おとなしくジャオウガが出てくるまで待とう。ただ、最近は5000VTがサガに入っていることもあるので悠長にしすぎると相手に逆転される可能性もあるので相手のデッキの構築を考えながら試合をしよう。気を抜いた瞬間負けもあるので要注意。
また、メタがないときはゴーストタッチで相手のできる幅を狭めたり、3ターン目に鬼寄せテレスコをしておけば、3tループされない限りエマージェンシータイフーン等の捨てるタイミングでこちらがドローしてメタを引っ張ってこれたりする。間に合わないのはしゃーない。てか鬼寄せとテレスコが毎試合引けるならサガ使ったほうがええやんけ。
アナカラージャオウガ
勝率4割強
最初に出てくる極楽鳥は英雄タイムで焼き鳥にしよう。
相手が横を並べてきたタイミングでスーパーヒーローの上面を出したり、それで焼けないパワーラインのカード(キゴマイムやとこしえで、季語マイムはプレイヤーアタックできるため場合によるが基本キゴマイム優先で破壊しよう。)はダークネスやアームルピア、英雄タイムを使って除去しよう。特にアームルピアはテレスコと一緒にいる時のシナジーがよく、テレスコでハンデスしたカードを山札の下に送って破壊、殴り返しをテレスコでブロック出来てアームルピアを守れるためかなり面がとりやすい。パワーラインが同じジルコンのうざさは半端ではない。さらにアナカラー基盤のため相手側のリソースも無限にわいてきて、最終的にVT投げられた後ジャオウガで詰みとどうようなため決して有利とはいえない。
基本先行をとったほうが勝つゲーム。
青魔道具
勝率 4割弱
アームルピアを引けないとほぼ負ける上に、先2新世界を張られたら返しに超英雄を持っていないだけで敗北が確定する。
相手の妨害よりもジャオウガを投げることに全てをかけたほうが戦いやすいものの先に着地されると勝てない。相手が事故りつつアームルピアを引こう。
(青魔道具は対人で試合している数が少ないので少し雑ですがご了承ください…試合数重ねたら付け足しします。
アポロ
勝率 9割
何にも考えなくていいです。マナに赤黒そろえて超英雄タイムで進化元を焼いて時間を稼ぎ、殴ってくれたら邪王門やバラドで盤面を増やしてちんぱんジャオウガで勝ち。ハンドがそろわず殴ってこない場合はテレスコを立ててハンデスしきってから詰めて勝ちです。
そもそもこのデッキはアポロとサガが多い読みの時に持ち込んだら勝ちやすいと思います。
5C
勝率 4割弱
ルピア炎鬼があればネバーから繋がらないため1ターンは延命できる上に、ザーディクリカを出すタイミングで残っていてくれたら、ネバーブレスラと繋がらないのがかなりいい。
問題は早期にハンデスに入れないとハンドとマナを増やされて一気に返し切られてしまう。そこで新しいリストではその弱点を克服しているので是非見てほしい。
また殴るときに踏み倒しトリガーをケアしないといけないため、殴るときはルピア炎鬼必須。あいつは自分のターンでもメタになってくれてて強いです
赤黒テレスコ
勝率5割ちょっと
普通の型と違って早期からのハンデスが可能なため上振れた方が勝つこのミラーマッチではワンちゃん相手の上振れ阻止ができるので本当に少し有利。
相手のハンドの枚数などによっては横にクリーチャーがいなくてもジャオウガを投げることで次のトップがSAなら勝ちに持っていける。
赤単我我我
勝率 ドライブ型8割 ソンクンBAD型6割5分
ドライブ型は一度失速したら貯めたりは基本出来ないため一度受け切ってブロッカーを立てておけば安心して眠れる。
逆にソンクンBAD型はソンクンがかなり厳しく、邪王門でガクブッチが出てくれないと受け切ることどころか
新リスト(練っている途中なので更新次第項目追加していきます。)
その1
このデッキを回していて、3t目にできることがメタを張るか鬼寄せに依存しなくてはいけないということに気が付いた。そのため、青魔道具やアナカラージャオウガなどのデッキに5分を切ってしまう。それを解決してくれるのが、この2枚だと思う。
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