わな猟 狩猟免許試験(2024年9月29日)その②
2024年9月29日、ついに狩猟免許試験を受験してきた。
その②では、試験概要と勉強方法についてまとめてみる。
9月4日に京都府猟友会主催の「狩猟免許初心者講習会」に参加。
まずは午前中に学んだ講義内容を復習するために、
狩猟読本をざっくりと目を通す。
特に下線を引いた部分は入念に読み込む。
狩猟読本の最終章は「野生鳥獣肉(ジビエ)の利用」だったので、
さすがに試験に関係ないため割愛。
1週間ぐらいで読み終えてから、狩猟免許試験例題集に手を付ける。
ここでようやく試験の概要に目を通す・・・
●試験概要
午前:知識試験、適性試験(視力、聴力、運動能力)
午後:わな猟における技能試験(猟具の取扱い・判別、鳥獣判別)
知識試験は30問で三択式。試験時間は90分で、70%以上の得点で合格。
合格したものだけが午後からの技能試験を受験できるシステム。
出題範囲が広いな~というのが正直な感想。
●知識試験
各免許共通問題
①「鳥獣の保護及び管理並び狩猟の適正化に関する法令」約13問
②「鳥獣に関する知識」約9問
③「鳥獣の保護及び管理に関する知識」約2問
免許毎個別問題
④「猟具に関する知識」約6問
合計30問
30問でも、例題集の問題数は約300問(わな猟の場合)・・・
(第一種銃猟の場合、覚えることが多いのでもっと多くなる)
覚えてしまえば簡単な問題も多々あるが、
「鳥獣に関する知識」については本当に覚えることが多い・・・
例えば、、、
・イラストでカモ類などの鳥類の判別。
・鳥類、獣類の体の大きさ。
・雌雄の色、体色の季節変化、羽の色
・くちばしの形、尾の長さ、水かき、角、シルエット
・足跡、歩き方、飛び方
・エサの取り方、食性、活動時間、生息環境、分布
などなど
9問しか出ないのに賭けをするのは難しいから自分でイラストを描いたり、
特徴毎にグループ分けをしながらとにかく書いて覚える。
知らない鳥獣ばかりでずっと混乱・・・ちょっと自信を失くす(笑)
●技能試験概要(わな猟)
①猟具の判別
法定(使用できる)猟具3種、禁止猟具3種を判別
②猟具の架設
使用しようとする猟具1種類の架設
③鳥獣の判別
わな猟対象の狩猟鳥獣、非狩猟鳥獣合計16種の判別
①と②は、狩猟免許初心者講習会で学んだことだから復習するのみ。
③の鳥獣判別は、狩猟読本に掲載されているイラストと名前を覚える。
わな猟は狩猟鳥獣9種、非狩猟鳥獣7種だけなので難しくはない
(鳥類は含まれない)。
試験では狩猟鳥獣の名前を答える必要があるので、まずは狩猟鳥獣9種に集中すればなんとかなる。
例題集を2周解いてみる。
やはり「鳥獣に関する知識」は正答率が低かった。
最後の追い込みで試験までの2日間は集中して問題を解き直した。
試験当日についてはその③