ただの仕事の愚痴
私のフォローは誰が?
今の仕事は、IT系の会社のなかで、経理に関連する仕事をしている。
チームは4人。
正社員はいない。
私が契約社員でリーダー的ポジション。
他3人はアルバイトと派遣という雇用形態で、みな子持ちの時短勤務。
みな大人なので、チーム内はとても良好に仕事が出来ている。
上司は、組織上では正式な上司という肩書きではない正社員の男性と、その上の組織上で正式な上司だが、偉すぎて直上の上司とは言いがたい男性の2名がいる。
実務は知らない為、本当に困った案件のみ相談する事になるのだが、本当に反りが合わない。
なぜなら男性なのだ。
また、マーケティング畑出身の為、攻める仕事だけが仕事だと考えている事も反りが合わない要因のひとつ。
総務や経理は評価に値しない仕事なのだ。
コロナの第一波の自粛要請の際には、保育園がお休みになり、子どもたちが常に家にいる状況となった。
作業効率の低下や、お任せする作業量に無理があったので、業務量の調整をした。
基本的なコントロールは全て私だし、回しきれない業務も私がフォローする。上司たちには協力を仰げる状況ではない。彼らはわからないと言う理由と、この程度の作業は彼らが手を動かすべきではないと思っているので、助けてはくれないのだ。
数ヶ月たったある日、派遣の方の一人が、育児と並行しての業務に限界と精神的なストレスが加わり、感情的に突破的に辞めたいと言った。業務量は普段の半分にしていたのだけど。限界だった。
zoomミーティングの度にも、子どもたちに揉みくちゃにされている。他人の私からすれば子どもの登場は癒しだが、当事者のママたちは限界だった。
精神がギリギリのところで自粛解除となり、やっと子どもを保育園に預ける事が出来る様になり、やっとストレスが緩和されたので、頑張れそうと言う事に落ち着いた。
そして、先日の年末に別の派遣の方のお子さんの保育園の先生にコロナ感染が見つかったとの事で、保育園がお休みとなった。
幸いにもお子さんは陰性だったが、今年一杯は保育園がお休みの為、思うほどの業務量をこなせないとの事だった。第一波の際はほぼ業務量を減らす事なく対応して下さった方だが、在宅が続く中、また子どもの成長による負担が大きいとの事で、業務を減らして欲しいとの事だった。
また、年末最終日。
アルバイトの方も保育園はお休みだが、お子さんをご実家にに預ける予定だった。
しかし、おばあちゃんに風邪の症状がある為、子どもを預ける事が出来なくなった。
子どもが落ち着きのない状況の為仕事にならないと早退する事になった。
状況を上司に相談する事になるのだが、
年明けに状況に応じて単発で業務委託を発注する事は了承もらえた。
しかし、希望する経理に強い業務委託先は単価の問題でNGとなった。通常の業務委託ならOKだそうだが、こちらの場合は業務の依頼の仕方が難しく、結局私の工数が増えまくるだけなのだ。
なので、派遣等で増員の検討をお願いしてみたが、人数は足りているはずだから増員は無理との回答だった。
到底人数は足りないのだ。
彼らは、正社員と同様に40時間まで残業が出来る人数4人ならば、と言うのが前提として頭に固定化されているのだ。
なので、増員の必要があると言うなら、体制自体の検討が必要との事。
時短が3人だから。
子持ちが3人だから。
ルーティン作業だから。
体制の問題とは、正社員ではない事。
時短ばかりのチームである事。
派遣の方の契約を解約する話もうっすら出ている。
まだ、我々はマーケティングの様に新しいものを作り出している訳ではないが、常に勝手に降ってくる施策を対応し続けている。正直無駄な施策と思えるものもある。その案件の可否の整理はなされない。
案件をこなせない我々がダメなのだ。
驚くほどバラバラと新規で降ってくる案件の整理を管理者の中で行ってして欲しいと常々説明しているが、全く理解されない。
我々の体制だけが問題視されるのだ。
そして、こなしきれない我々にのみ問題があるのだ。
もし、それを打破するには、私が一人で状況整理をして、説明・提案する資料を作らないといけない。また私一人。工数がのしかかる。
案件も整理されない。
マーケティングや攻めの人員はどんどん増員されていく。施策もどんどん増えている。
だが、我々は増員に値しないのだ。
チームはみな素敵なメンバーが揃っているので、契約を切られる様な事にはしたくない。
もちろん本人達がこの説明を受けた上で望むなら話は別だが...
その為に、彼女たちの子育てに合わせた仕事のフォローをしようと努力するが、並行して私の仕事はどんどん増える。
彼女たちが悪いわけじゃない。
彼女たちとまだ一緒に仕事をしたいし、子どもたちの成長も見守りながら、みなで仕事での成長も得たい。
これは欲張りなのだろうか?
子持ちには優しくない事が多いと感じる。
そしてまた逆に、女性も当たり前の様にこの環境に諦め、子どもの為に仕事を捨てる人たちも多い。もしかしたら、子どもを理由に諦めているふりをしているのかもしれない。
だからどんどん仕事の熱量も薄れていく。
私も熱量はさほどないが.....
もう私は雇われるのには限界なんだと思う。
私なんかがこの会社でフォローできる範囲には限界がある。
状況に合わせて業務量を減らしたり、簡単にお休みを取れる空気を作ったり、急な休みにも対応出来る様に業務の共有を徹底したりと、チーム内ではメンバーたちが働きやすくなるように、出来る限りのフォローをしているつもりだが、一人では限界がある。。
最後に。
これが一番の今の本音だが。
子どもを持たず、体験した事もないが、子育てになるべく理解を示す努力とフォローをし、働いている。チームのみんなが働きやすく、且つ業務上の成長も出来るようにちょっとした課題もお渡ししながら。。
そして、緊急事態となれば、互いにフォローし合える環境を整えたいと思って働いてる。
けれど、子ども持たぬ私をフォローしてくれる人はいったいどこにいるのだろうか。
年齢を重ねると、子どもを持つのも大変。
子どもを持たぬのはツライ。
時々、私も子持ちのあちら側が羨ましく思える。
そして、37歳で子どもを産めていない悲しさと、産んであげられなかった子へのツラさが、時々溢れてくる。
流産も経験し、今は子作りをしていないから子どもは出来るはずがないが。
私だって、少なからず欲しいと思うし、羨ましいと思う。育児の事で悩んでみたい。
時々、子持ちのママたちは、業務量減らす話をする時に、子どもがいないんだから、そのぶん私は楽でしょうと言う雰囲気を感じる時がある。
ほんとうにふんわりと。
もちろん彼女たちも悪気はないし、私の業務量の多さと負担の重さを心配してくれる。
だけどそれって。結構つらい。
子育ての辛さは分かりたいけど完全にはわかれない。その分、出来る限り働きやすくなる様にフォローしているつもりだ。
こんな私をフォローしてくれるのは、一体誰なんだろう。
旦那も反省はしている。
流産も誰のせいでもない。
この会社で働く事を選んでいるのも私。
子作りを受け入れきれない旦那と、修復する事を選んだのも私。
今があるのはもちろん自分の選択、行動ののせいなんだけど。。。
つまり、子育てママが働く環境について、上司たちにも理解頂きたいと言う話。
状況を理解して、子育てママをフォローしようとしている私に協力してもらいたいなと言う話。
だと思う。
今日も悩む私。
(感情のまま書きすぎて、話がぐちゃぐちゃですみません...)