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漫才過剰考察 髙比良くるま

お笑いをロジックで考える

なにごとも突き詰める、つまり本気になるという大切さを学ぶ。

M1 2023 優勝はヤーレンズだと思ってた。当時は令和ロマンを知らず、ヤーレンズも知らず。知っていたのは、さや香と真空ジェシカ、いちおうもグライダーだけだった。この1年でお笑い好きになるとは….



今までお笑いはフィーリングだと思ってきた。たしかに、お笑いを鑑賞し、笑った直後に「自分は今のどこが、どう面白くて笑ったのだ」と分析する自分はいない。しかし、「ここがこう伏線だったのか!」などと振り返ることはある。これの逆算でお笑いは作られているのだろう。

このように、お笑いをロジックで紐解き、漫才orコントなどの種類や、南国出身の漫才は穏やかなど地域差など、様々な角度からソーティングすることだって可能らしい。

この本で特に印象だったのは、お笑いの海外進出だ。サンドウィッチマンがアメリカライブを開催したのは知っていたが、エルフやジャルジャルまで海外へヒットしているのは驚いた。たしかに、イギリス?のコメディ番組で安村の「wearing pants!」が流行ったのは記憶に新しい。このように、グローバル化の流れは、お笑いの言語を壁を崩壊させるのか。