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Google colabでComfy UIの環境構築、起動しよう!

割引あり

どうも、ずずずと言います。
はじめましての方もそうでない方も、よろしくですー
毎日AIイラスト錬成でレッツエンジョイ!、主にXで活動しています。

今回はタイトルの通りComfy UIのgoogle colabでの環境構築、起動についてです。
私は画像生成ができるだけのスペックのPCを持ち合わせていないのでクラウド上でComfy UIを使っています。
まず結論から言うと、高負荷のかかる画像生成(大量の画像生成など)をしないのであればクラウド環境でも全然いいと思います。
それはgoogle colabのサブスクプランに関係するのですが、以下が料金プランになります。

2024年8月28日現在だとこのような料金体制です。
大まかに言うと月約1200円と約5800円のプランになります、大きな違いはコンピューティングユニットが違うと言うところで、簡単に言うと使えるポイントというところになります。
このユニットを使い切ると使用できなくなります、更新日が来ると補充されてまた使用できるといった感じです。
この辺りは自分がどこまで使用するかで決めていただいたらと思いますがPROプランで十分です!
サブスク契約しなくてのcolabは動くのですが画像生成に使用するとなると契約は絶対ですw

1200円✖️12ヶ月=14400円が1年間使用したとするときの費用になります。
ローカルで生成するために必要なPCですがスペックによると思いますが、私が見たところで最低約20万円前後は必要な感じです。
とりあえずやってみたいという人はgoogle colabなどのクラウドサービスの方がコスパはいいと思います。
他にもできるサービスもあるみたいですが、私が以前google colabでSDを試したことあるのでその流れでgoogle colabにしました。
前提の説明はこの辺で、次にColabの使用に行きます。
※使用にはgoogleアカウント作成後、googleドライブを使用できるようにしてください、説明は省略させていただきます。

1:ノートブックをコピーして保存する

これがcolabのノートブックというファイルになります、このようにプログラムコードを入力して使うことができます。
1から作成というのは難しいので、こちらに↓の方が公開してくれていますのでDLしましょう。

下にスクロールしていくと下記のリンク部分がありますのでクリックして飛んでください。

リンク先は↓のページにいきますので『ファイル』→『ドライブにコピーを保存』をしてもらうと、google ドライブにコピーが保存されますのでしてください。

googleドライブのマイフォルダ内にコピーが作成されているはずです、わかりやすいように名前を変更等しておいたらいいと思います。

2:ノートブックを起動しよう

ノートブックを開いてまず、ランタイムの設定をします。
上部のタブのランタイムで、『ランタイムのタイプの変更』を開いてください。

開くと上記の選択画面が出てきます、ここでハードウェア アクセラレータを選択するのですが、”A100”、”L4"、”T4"、の順番に高性能のGPUが並んでいます。高い性能ほどコンピュータユニットの消費が早いですので注意ください。
普通に使う分には”T4"で問題ないです、下にハイメモリの選択ありますがこちらも使うと消費が早いです、高負荷でなければこちらも使用しなくても大丈夫です。
ランタイムの切り替えはいつでもできます。

では早速起動していきます、ランタイムを接続して接続すると右上のようになります。
右側にあるチェックボックスにチェックを入れます。
このときに一番上のチェックボックスでgoogleドライブに接続するか選択できます、しない場合も後述いたします。
その後に左にある▶️ボタンを押すとプログラムが走り出します、するとgoogleドライブに接続するかどうかの確認がありますので確認して進めてください。

しばらく待つとプログラムが終了します、終了すると緑で✅が出ます。
このまま順番に進めていきます、次はチェックポイント(モデル)等のDLになります。

文字のたくさん書いているのですが、WEBサービス等でSD系で生成している方はタイトルを読んでもらうとモデルの種類等はわかると思います。
わからない方はまた説明追記します!
でここで知ってもらいたいことが見てもらうと、緑の文字と黒の文字があるのがわかると思いますが、黒の文字のみDLされます。
何が違うかというと先頭の頭文字のところに#が入っているかいないかの違いです。

DLされない場合(緑)

#!wget -c https://huggingface.co/stabilityai/stable-diffusion-xl-base-1.0/resolve/main/sd_xl_base_1.0.safetensors -P ./models/checkpoints/

DLされる場合(黒)

!wget -c https://huggingface.co/runwayml/stable-diffusion-v1-5/resolve/main/v1-5-pruned-emaonly.ckpt -P ./models/checkpoints

ですので、DLしたいものは#を削除してください。
DLできるとフォルダ内にファイルが入っています。

これはVAEのフォルダになります

で少し注意なのがgoogle ドライブの容量が15GBなので入れすぎるといっぱいになってしますので注意が必要です。
モデル1つで2GB〜6GBほどあるのでそれほど入れれないです、月250円で100GBまで増やすことができます、また別途追加したいモデルファイル等がある場合は直接フォルダにコピーすると使用できます。
今後たくさん入れる場合は増やす必要があるので、頭に入れておく必要があります。

それでは次はComfy UIの起動になります。
次のプログラムを実行し起動に成功するとhttps://******と出てくるのでクリックするとComfy UIが起動します。

起動すると以下の画面になります!

順番におって簡単に説明すると、これはワークフローと呼ばれるものです、画像生成する装置を組み合わせたもののようなイメージで考えていただいたらいいと思います。
基本的に左から右に流れていきます。
簡単に生成の順番でいくと

  1. チェックポイントの選択(モデル)

  2. プロンプトの入力(ポジティブ、ネガティブ)

  3. 生成画像のサイズの入力

  4. サンプラーの設定(ステップ数、CFGの入力、サンプラーの選択など)

といった過程になると思います。それ工程をこのワークフローの中に詰まっているのでまずは触ってみてください。
準備ができたら右上にある”Queue Prompt"を押すと生成が始まります。
上手くいっていないとエラーが出るのでわかると思います、その場合は問題を解決して生成しましょう。

ボタンの説明ですが、”View Queue"を押すと以下のように開きます

生成するとここに現在、始まっているものと順番待ちになっているものが表示されます、取り消す場合はキャンセルを押すと取り消しができます。
右上の数字が現在生成する予定の数が表示されていますのでここで確認してください。
ワークフローの部分が緑に囲われているのですが、囲われている場所が現在処理されているところを表しています、エラーなのでおかしいと止まりメッセージが出てくるのですぐわかります。
次に生成が終わり、”View History"を開くと履歴が表示されるので遡って同じ生成する場合はここから選択できます。

次に”Manager"を開いてもらうと以下の画面になります。
ここから色々な設定ができます、今回は拡張機能をインストールする部分を説明します、中央の上の部分”Cutom Node Manager"を開くと各カスタムノードのインストールをすることができます、ここから任意のノードをインストールしてカスタマイズしていくことができます!
更新を反映する場合はリスタートする必要があるので注意ください、その場合は再度Comfy UIを起動し直してください。

もしくは中央の中段の部分”Install  Via Git URL"を開き、入力画面が出てくるので、git hubの任意のカスタムノードのサイトで緑のCodeタブを開いてURLをコピーし入力するとインストールすることができます。
Comfy UI側になかったりするのでない場合はこちらの方法でしてみてください。

次に一度組んだワークフローは保存、読み込みをすることができます。
”SAVE"、”LOAD"からできるので消したくないものは保存しておきましょう。
ファイル形式はJsonにて保存されますそののままファイルをドロップしても読むことができます。
生成された画像はこのようにドライブに保存されますので確認しておきましょう。

終了するときはノートブックの▶️を停止すると接続が切れます。
ランタイムの接続を切り終わりとなります。
以下のようにセッションの管理から切ってもらえばいいかなと思います。

後は色々試していただいで、カスタムしたり自分のワークフローを組んでいく形になります!
一通りの流れは以上になります、少し話を戻ってgoogleドライブに接続する場合の話でしたが、接続しない場合の説明も少ししておきます。

3:googleドライブに接続せずにComfy UIを起動する場合

一通りの流れはほぼ同じなのですが、最初の一番上のチェックボックスでgoogleドライブに接続しないに(✅を外す)プログラムを実行してください。
実行すると左のフォルダのアイコン部分を開いてもらうと仮装ディスクにComfy UIのフォルダデータが構築されます、こちらの場合約200GBまで利用できるようです。


後はこのまま同じ手順で、必要なファイル等をDLしComfy UIを起動すれば同じように画像生成を行うことができます。
ここで注意ですが、こちらの方法だと一時的な仮装ディスクの利用なのでノートブックのセッションを閉じると全てのデータが消去されますので、生成した必要な画像はセッションを閉じるまでにローカルに保存してください。

また、一時的ですので毎回必要なファイルは1からDLして構築する必要があるのでこちらも注意ください。

DLの仕方などは少し勉強する必要がありますが、こちらの方が起動も早く容量も200GBまで使用できるので複数のモデル、ファイルを格納できるので便利です。

そんなことを飛ばして手っ取り早くDLして使いたいという方は、以下有料部分に私が色々調べて編集してDLできるノートブックを公開していますのでそちらを手に取っていただければと思います。

ということで簡単ですが以上がgoogle colabを使用したComfy UIの使用法になります。

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