育児日記 | 〜生後2ヶ月
初めての育児、全てが新鮮で愛しく、忘れたくないという思いから徒然なるままに記します。
生後0ヶ月(6月)
出産後2週間までは、出産のダメージで、ほとんどベッドの上で過ごしました。立っていられないし、お尻が痛くて座るのもしんどかったです。
シャワーを浴びる十数分間でもふらふらでした。
人生で一番弱ってると感じてました。
娘に吸われたちくびが痛いのでランシノーを塗りたくって、喉が渇くので水筒を手放せなかったです。
夜中に授乳で目が覚めた時は、出産の体験がショックな感情としてフラッシュバックしてきて中々寝付けない時もありました。
娘に「生」を強く感じることで、「死」を意識しすぎて眠れなくなったこともありました笑
1日十数回の昼夜問わない授乳は想像より体力を奪いました。時間外勤務が長すぎて普段の仕事ならば、ぶうぶう言っているレベルですが、おっぱいを懸命に飲む娘の無垢な姿を見ると夜中でもふっと笑顔になります。これが母親パワーなのか。
まだか細い手足をもぞもぞ動かして、ふにゃふにゃ言っている娘が尊くて愛しくて、体はしんどいけど、無事産んだ達成感と誇らしさと愛情で胸いっぱいでした。
娘の心配事としては、1ヶ月半くらいでなくなりましたが夜中の唸り声が大きかったのと、顔の湿疹がひどかったです。
生後1、2ヶ月(7、8月)
この頃まで、夫と共に実家で過ごしていました。だっこを代わってもらったり、身の回りの家事をしてもらえていたので、一息つける時間があり、メンタルは安定していました。大人の話し相手がずっといたのもストレス発散になっていました。
家族のサポートには本当に感謝です。
夜中の授乳は3.4回くらいあったかな。娘が大体6時半くらいに目覚めるので、そのタイミングで私も起きていたのですが、全然寝足りなくてしんどかったです。また、寝汗をよくかくせいで、枕や襟元が汗で冷たくなって不快でした。
暑すぎて1日家にこもることが多かったです。毎日寝不足でしたが、余裕が出てきたので、イオンまで外出したり、友達に会いにきてもらったりすることもありました。
外出時、娘はベビーカーで大人しく過ごしてくれたのでゆっくり食事やショッピングをすることができました。でも、帰りの車では「疲れた!」と怒ってるかのように顔を真っ赤にして泣き叫んでいました...
夫と二人だけで数時間だけお祭りに出かけたのは、その時期の生活では新鮮な体験で楽しかったなあ。
母乳はよく出る方で助産師さんに褒められました。母乳の勢いが娘の飲むスピードを上回って、噴水のようにちゅーと噴き出ることもありました。アワアワしている娘がお間抜けで可愛かったなあ。
ポタポタ漏れ出てくるので、母乳パッドを手作りしていました。せっせとミシンで量産していたのもいい思い出です。
娘は、拳を舐めなめし出したり、あ〜う〜と声を発したり、目が合うようになってきて、少しずつ動きのレパートリーが増えてきました。
妊婦生活、出産が辛すぎた!
妊婦の頃は、つわりで家だけでなく、職場や駅でも毎日吐いていましたし、安定期では定時上がりでも疲れが出てしまい、吐き気をもようしながら帰宅していました。
仕事を任せられないと思われたくなくて、気を張って過ごしていました。毎日帰宅後はソファでぐったりとなって、働く妊婦すげーって思っていました。
出産も想像の100倍きつかったです。人生でしんどかったランキング1位を一瞬でかっさらいました笑
子どもを産んでからの方がしんどいと先輩ママから聞いていましたが、私には産む前の方がしんどかったです。(とりあえず、この頃は...!)
ある日、夫に母親になった感情として、自分の命を犠牲にしても娘を守れるか聞かれました。
...正直分かりません。自分も大事です...笑
でも、まさに目に入れても痛くない!!
毎日、可愛い可愛いの連発だし、そばにいるだけで満たされる気持ちになります。オキシトシンが分泌されてる〜って実感します。
周りの人が娘を褒めたり笑顔を向けると、自分のこと以上に嬉しいです。
安全面、衛生面でだらしないところがありましたが、気にするようになりました。
湧水のように溢れ出るこの気持ちは、初めての感情で、宝物のようで、ありがとうと感謝まで感じます。
以上、生後2ヶ月までの育児日記でした。