逃げ水の向こう側 目的地としての海ほたる
どこが好きって 海ほたるが大好きである。
環七をひたすら海に向かって下り、大森の辺りの国道を右に曲がる。
アクアライン前に 盛り上がるのが 大師橋。
綺麗な橋だし、多摩川を渡るのは、、お出かけの始まり感が満点。
そのまま「木更津コッチ」の標識に従い、
川崎の工業地帯を、眺めながら
羽田から登る飛行機を左前に見ながら、気分はトップガン。
そして 長い長い東京湾トンネルに入る。
ムワッとした閉鎖的な空気、
やたらと飛ばしてくるトラック、
景色の変わらないトンネルに飽き飽きしてくる頃
風の塔の下だよ! の表示が目に入ってくる。
さぁさぁ海ほたるはもうすぐだ。
いつもこの景色には ヘルメットの中の頬が自然に緩む。
今日はココが目的地だから、好きなだけ うだうだ出来る。
先ずは 五階までエレベーターで一気に上がってぐるりと一周。
小さな積乱雲が固まって大きくなりかけているのが見える。
よし、コイツをずっと眺めよう!
と思った端から、フローズンヨーグルトとかに目が眩んで、すぐ忘れる。
海ほたるスペシャル。
下のアイスは、レモンにしたが
暑い日に実に正解で美味しかった。
ちょっとクーラーが寒くて、またデッキに出るも
暑すぎてスグに退散。
いつもはフードコートだから 今日はレストランに入ってみよう。
まぁ、アレだ。
不味くもなければ、特別美味しいわけでもないオムライスだけど、景色がいいから写真は映える。
今日は夏休み中とは言え平日なので 満席にはならない程度の混み具合。
それでもまぁ、いつまでもいるのも微妙なので 川岸を変える。
フードコート1番奥のソファー席は、いつものお気に入りであるが、
今日は周りが家族連れだらけで、ちょっと煩い。
まぁそういう所だから 文句も特にない。
アサリまんを食べようか、迷っている間に時間は過ぎ そろそろ帰らなくちゃいけなくなってきた。幸せな時間というモノはあっという間ですな。