逃げ水の向こう側 神戸でコベリン
さて、古い建物好きとしては、神戸に憧れがあって然るべきである。
新卒で入社した会社の 美人の自由が丘に住んでいた先輩が
いかに神戸が素敵な街であり、そこのウロコの家ってのが美しいと聞かされた32年くらい前の記憶がくっきり残っている。そんな訳で、いわば憧れの街であった。
建物を見て回るなら、レンタカーじゃなくて自転車がいいだろうと、どの町にもある 例の赤いチャリンコを 新神戸駅前で借りる。 3年前に金沢でも借りたので、登録済み。
走り出して程なく、風見鶏の家と、萌黄の家で満足するも、憧れのウロコの家は 週末しかやってないとかで そりゃないぜベイベー。
せめて外からでもその姿を見ようとするも、何とも正面的な場所が分からず、激坂の細道を電動とは言え、チャリンコで上がったり下がったり…
修復中の工事の隙間からちょっとだけ覗き
そのまま諦め、そのほかを回る。
英国館
ベンの家
↑オランダ 香りのうんちゃら で、香水の香強すぎてゲンナリ。
急坂をものともせず、走りまくるオレのコベリン!
1番見たかった 商船三井ビルディング
神戸メリケンビル!
神戸税関カッチョいい!
そして 赤い橋をチャリで渡り、ポートアイランド側に行く。
なかなかの坂道and距離だけど、
レインボーブリッジ同様、海の上は大変気分良く、天気良く、機嫌良い。
海鵜が飛び、船が行き交い、風も心地良し。
前回の門司港旅行でも、改めて感じたが、
私は港が好きなんだな。
とか思って目当ての、ポートアイランド側の異人館に行ったら、入れないでやんの。
しかし、事前に調べていたら、あそこまで行かなかったから、全然オッケー!こういうのがひとり旅の良さじゃんね!
神戸中華街なんかも見ちゃったし、しっかし、久しぶりのチャリで無茶しすぎて、途中から大腿四頭筋がビッキビキに攣る。
慌てて、ポカリ飲むも時既に遅し。
前脛骨筋、足底筋群、なんなら、腸骨筋まで攣りそうな状態。
市役所のポートにコベリンを返して、そーっとゆっくり歩いて、ホテルケーニヒスクローネにチェックイン。チェックインの説明を立ったまま聞けず、ホテルの人に心配されたよ。
そして、お部屋はクマちゃんだらけですよ🧸
かつては、御贈答用焼菓子といえば、ココでハズレ無しだった時代を知っているので、感慨深い。
しかしながら、若干の趣味の悪さは否めずw
担当者が、何かを決定的に間違っている感じをヒシヒシと伝わる。
趣味がイマイチ悪いだけで、
サービス、ウェルカムスィーツ、朝食、ホテルの清潔さ等はかなり良い。ってか相当良い。
朝食はビュッフェスタイルなので、写真は控え目に取っただけだが、
この他に 生ハムや ケーキも食べ放題で、和食もあったし、フルーツはスイカまであった。 オムレツは トマトチーズ長芋に白玉とか入ってた。