ボンバーガール 防衛の考え方#20 詩織とセピアの対策を考える

こんばんは。づーやんです。
先週は海外に行っていた事もあり、お休みしていました。
以前キャラ対策についてを書いたと思いますが、今週はブロッカーでのキャラ対策が必須な2キャラについての記事を書きます。

詩織

キャラの特徴

Lv5スキルの植樹による16秒の無敵付与が最大の特徴。
植樹の仕様としては基本的に以下の通り

  • リキャストはスキルランク10で54秒

  • スキル発動から4秒間に伝説の樹が植えられ、3秒間の告白待機状態に入り、告白待機状態で接触したキャラと詩織が16.5秒の無敵状態となる

  • スキル発動から告白待機時間の終了まで詩織は完全無敵であり、当たり判定判定も残る(貫通しない弾は吸う)

  • 無敵中はスタンが全部短スタンになる

  • 無敵中は詩織はスキルを使う事が出来ず、切り替えも出来ない

  • 植樹のリキャストが再開するのは無敵終了後

※細かい仕様で間違いがある可能性はあるのでもしあったら指摘してください…

16秒という長時間無敵を付与出来るが、無敵中は詩織がスキルを使う事が出来ないので貫通ボムを置く事が出来ないし、好感度ボムによる火力も出ない

ブロッカーによる対策が必要な理由

シューターはスキルによってダメージを取る事で敵のキルを取る事で防衛のリソースを守るキャラ。
敵前衛2枚が無敵状態の間は当然スキルでダメージを与えられないので、シューターが防衛に関与出来る事がかなり少なくなる。

一方で無敵成立中でもソフトブロックを壊す効率は上がらないため、ウォールによる遅延は有効。なんなら詩織は無敵成立中、スキルを使う事が出来ないので好感度貫きボムを使う事が出来ず、ボマーの中ではソフトブロックを破壊する性能が低くなる側面もある。

ブロッカーが意識すべき事

基本方針としては以下の記事に書いた通り

  • 植樹は成立するものとして考える

基本的に植樹中は詩織が無敵であり、受け取る側はアタッカーになるはずなのでブロッカーがそれを止める事は難しい。
場所とタイミングによっては壁を使って植樹を止める事は可能だが、アタッカーにもブリンクスキルがあるし、詩織側の練度がしっかりとしていればブロの壁で簡単に止まるようなタイミングで植樹をしてこない。

平地でのボムタックルでアタッカーを倒せる、と思って突っ込むのは対面のミス待ちムーブなのでそれも当然やるべきではない。

無敵成立中は壁でしか防衛のリソースを守れないので、成立する事を見越してウォールを回して遅延する事に専念する。

植樹成立の失敗を狙うのはシューターの仕事で、ボムで圧をかけながら近づき詩織を壁にしようとしてくるアタッカーと詩織の間に体をねじ込ませてワンチャンキルを狙うのがセオリーと考えている。

ラスアタ以外は無敵成立中にシューターがやれる事が少ないので、シューターが飛び出て潰しに行ったら見捨てて締め出して良い。
シューターが圧をかけてアタッカーに無敵スキルを振らせる事が出来れば、それだけでもアドバンテージになる(特にダンク)

  • 植樹のリキャストを把握する

植樹に対して遅延するためには、それが出来るポジションにいる必要がある。
具体的には詩織の植樹が貯まっている時、リスに行ったり裏道を再築城してるなりで植樹に対して壁で遅延を出来ない位置にいない事。
そのためには詩織の植樹のリキャストを把握しておく必要がある。

基本的に1回目の植樹は245付近。
それ以降は植樹のタイミングで左右されるが無敵が成立してから54秒後が目安。
概ねの目安としては2回目が180~150あたりに2回目
40秒付近で3回目を想定しておくのがベター

  • ラスアタに向けてコの字を作る

アタッカーの取りやすさを考えると、詩織の最後の植樹はベースネックの前あたりで植樹を狙うパターンが大半。
ラスアタ前にアタッカーが攻めている中で、自殺or帰還をさせてからアタッカーが詩織と合流して植樹、というパターンがもっとも多いが、この流れの中で少なくとも10~15秒程度相手がベースにいない時間が存在する。
こういう時間が出来た時、アタッカーを遅延したりするのではなく、ベース内が無人で壊されない時間で、確実にコの字を作って置く事。

第一項と同じ事を言うが最後の植樹を受けるために必要なのはベース内の築城なので、それを増やす事に専念すべき。
ベース内が丸裸の状況で植樹が決まると、1アタックでゲージが全て吹き飛ぶくらいの

  • 無敵でのベース戦はボムブロして距離を取る

2本目や3本目の植樹で無敵状態で相手がベース戦をする状況は多々発生するが、この状況で相手の前衛はスタンを咎められる事が無いため、スタン上等のタックルをする事がほぼノーリスクになる。
詩織側がボムを連打しながら突っ込んできて一方的に体力を取られるような事は避けたい。

  • 無敵が切れたあとの詩織はスキルが何もなく無防備な存在

無敵でベースインしたあと、無敵が切れたあとの詩織は当然植樹がリキャスト中のためにボムタックルを避ける手段を持たない。
相手のボムブロが出来ないような立ち位置であればタックルで擦る事のリスクは低いので積極的に仕掛けて良い。
ただ安易にロングスタンすると好感度ボムを起点にされてベース内のブロッカーも消し飛ぶので、考え無しのタックルはしないように。

セピア

キャラの特徴

アタッカーでは唯一体力180のアタッカー。スキルは高性能な代わりにリキャストが長い傾向がある(VKは本当にリキャストに見合う性能と断言が出来ませんが…)
体力180とスキルの性能的にシューターとの1vs1に強い特徴がある。
1:1で強い理由は主に以下の通り

  • パプルを除くシューターのスキルダメージだけでは、全てのスキルを吐いても基本的に体力180を削れない(パプルはケルベロスを3本ヒットさせれば可能、スクランブルも理論上は可能だが高い体力と長い無敵時間で落とせない場合も多く存在)

  • 無敵硬直がほぼ無い無敵スキルを2種持ち、ダメージを確定で取る事が困難(CC、チェーンソー)

  • シューターの体力を削る方法が多く負荷がかかりやすい

  • クロスチェーンソーの存在そのもの

ブロッカーによる対策が必要な理由

単純にシューターとの1:1で強い要素が多いため、要所でブロがサポートに入って2:1or2:2の状況を作り、セピアが強い盤面を減らす事が重要になる。

足5+無敵スキルの回転が重いという事はブロ単体でも道中で遅延しやすいという事だが、そこはセピア独自の対策としてする動きではないので割愛。

上記で上げた項目に対して、ブロッカーがどのようにカバーすべきかを次項で具体的に記載する。

意識すべき事

  • シューターのスキルダメージだけでは、全てのスキルを吐いても基本的に体力180を削れない

→無敵スキルのリキャストの長さを逆手に取り、ボムでのダメージを狙う

弾だけで倒す事が難しいため、ボムでダメージを取る事を狙う事。
1:1では無敵が無い状況でもコの字が無いとまずダメは取れないため、コの字無しで体力MAXのセピアをシューターと対面させた場合はスキルが2週するまで倒す事は不可能で15秒以上はフリーで暴れられてしまう。

体力180の反面、スキルのリキャスト自体は重いので、ブロのタックルで無敵を振らせるor無敵が無い状況でボムタックルによる圧掛けを意識しないとセピアを対処する事は難しい。

セピア側もタックルで100取られる事は避けたいため、タックルをケアして遠ボムでの50被弾等を活かしてスキルのリキャストを補ってくるが、ブロッカーがタックルする素振りだけでも見せないと、50被弾すら選ばせられないため、セピアというキャラを永遠に倒せない。

  • 無敵硬直がほぼ無い無敵スキルを2種持ち、ダメージを確定で取る事が困難(CC、チェーンソー)

→壁やボム置きでシューターがエイムを合わせられる状況を作る

要はコの字が無い状況で任せない事。ネックで通行料すら払わせられない場合があるので、他のアタッカーと比較してコの字無しで任せる事に対する危機意識を更に上げる必要がある。
コの字が作れないのであれば、ある程度弾が回るまではボマーを遅延するよりも2:1でベース戦手伝いに行く

  • シューターの体力を削る方法が多く負荷がかかりやすい

→ボイスの付与や帰還タイミングを作ってあげる事でシューターの体力をケアする

発生が早くリーチが長いVKや、1ミスに対して一気に100ダメ与えるCCの存在により、シューターの体力がどうしてもキツくなりやすい。
他のアタッカーよりもシューターの体力を常に気に掛けておき、ボイスを回したり帰還させるタイミングを作る事を普段より意識する。

  • クロスチェーンソーの存在そのもの

今回の記事の本題と言っても良い。
クロスチェーンソーというスキルはリキャストが長いものの適切に使えば非常に強力なスキルで特徴を要約すると以下の通り

・スキルを発動すると長い構えモーションの無敵時間のあとにセピアがチェーンソーを振るモードに入る
・構えモーションはボムの爆発周期よりもわずかに短いため、無敵時間でネックを抜ける事が可能
・チェーンソーは全部で6回自動的に振り回し、1回のダメージは100で被弾無敵を与える
・チェーンソーで切られた際の被弾無敵で次のチェーンソーの振り回しは避ける事が可能。(1発目を当たると2発目は被弾無敵で躱せるが3発目は当たる)
・チェーンソー発動中はセピアの足が7で固定され、振り回し攻撃のモーションもCCと同等の範囲があるために足3のシューターでは平地だと相当余裕を持ったボムブロをしないと切られる
・チェーンソー発動中は致死ダメージを与えたとしても、6回振り終わるまでスキルは継続する。
・チェーンソー発動中、シューターがネックで定点防衛しようとするとボムを置くたびに1回切られる
ベース内でダメージを半減したとしてもチェーンソー1セットでシューターの体力は0になる(1→3→5or2→4→6発目がヒットして50×3=150ダメージ
)
・チェーンソー発動中はボムを置く事が出来ない

上記を読み解けばおのずと答えが出るが、チェーンソーを持っているセピアとシューターを1:1にするとゲートがある位置まで大きくラインを下げられる事になるし、ベースネックで使われた際はそれ以上下がれないため、デスorベース外に追い出されるような状況に押し込まれる。
ベース外に追い出されると戻るところをCCで殴られたりして大惨事になるため、概ねチェーンソーがある状態でタイマンを任せるとシューターは一方的にデスしてしまう。くらいの脅威的なスキル。

一方でチェーンソーにも明確な欠点があり、振り回している最中はボムを置けないため、ウォールを引けば止まる。

ネックでのチェーンソーは適切なタイミングで起動された場合、ネックで止める事自体は不可能だが壁を活用して進路を塞ぐ事でケアする事は可能だし、位置やタイミングによってはネックウォールでも止める事が可能。

もちろんセピア側もそれは分かっているので、ブロが壁で簡単に止められるような状況ではチェーンソーは使ってこないが、それならスキル1つで立ち回る事になるのでトータルとしてアドバンテージになりやすい。

チェーンソーを持っているかどうかを明確に判断するのは難しいが、CC以外のスキルをしばらく使っていなかったらチェーンソーを持っているかもしれない。という警戒心を持つべき

どんな上手いシューターもチェーンソーに対しては無力なので、チェーンソーを持っているセピアは詩織と同様にブロが受けないとそれだけで盤面が一気に悪化する。

逆にチェーンソーを貯めている時は無敵スキルがCC1枚しかない貧弱な状況のため、CCを使ったあとのタックルに対する反応などから推察する事も可能。他のキャラにも言える事ではあるが、セピアは特に今相手がなんのスキルをセットしているのか?という事をはっきりと考えておく事。

基本的にCCは固定なので、自分が見える範囲でVKorロンドを使った場合はチェーンソーが無いと判断して、それ以外の要素でもシューターに任せられる状況ならシューターに任せて良い。

終わりに

良くグリアロ、アクアなどは特殊ブロと言われますが詩織は特殊ボマー、セピアは特殊アタッカーだと思っていて、それぞれ独自の対策が必要なキャラだと考えています。
対詩織におけるブロッカーの重要性は良く語られる事が多いのですが、セピアも詩織と同様にブロが手伝わないと絶対に勝てない場面が多く存在すると考えているので、どのように守るのかを考えておきたいと思います。

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