ボンバーガール 防衛の考え方 #23 リスの埋め方を考える

こんばんは。づーやんです。
今週はリス埋めについてを考えます。

リスの埋め方によるメリットとデメリット

リスポーンの埋め方はいくつかメリットとデメリットがあるのでそれを整理する。

リス埋めの形を考える上で判断する要素は以下の通り

  • 次に上がってくる≒埋めたリスを空けに来るのはボマーかアタッカーか?

  • 相手がどの方向からリスに向かって来るか

  • 相手のボマーは誰か?

  • リスの形状はどうなっているか?

それぞれのリス埋めの形を上記の判断条件と合わせながら、それぞれのメリットとデメリットを考える。

実戦ではリス埋めの形を選ぶ事による強さと、その埋め方を行うための歩数を見て判断を行う。

縦埋め

下から向かって来ると想定

一番シンプルな形。モモコ/パインは多くのブロックを使おうとするとこの形になる

メリット:アタッカーが空ける場合の要求手数が多い

デメリット:ボマーの貫通ボム1手で空く

アタッカーがリスを空ける際に壊すブロックを多く要求出来る形。
パインの場合は1つブロックが余るが、基本的にはリスに向かって来る側にはみ出る形の方がリス空けまで時間がかかるので、そちら側に寄せる。

ブロックが3つしか出ないキャラの場合は後述の横埋めと同じように2手で空いてしまうので、非推奨(メロンはプロテクトブロックがあるのでまた別)

ボマーがベース周辺にいる状況でアタッカーを倒して埋める時などは、次に空けるのがアタッカーになる事が想定されるのでこの形が強くなりやすい。

横埋め

下から向かって来ると想定

メリット:グレイ以外のボマーに対して2手要求出来る

デメリット:アタッカーも2手で空けられる

ハードブロックに付ける事で貫通をケアする形。
相手が向かって来る側に置かないとボマーはリスの中に入って通常ボム3つの1手で空くし、アタッカーも1.5手で空くので上のネックに付けるか、下のネックに付けるかどうかは考えておく

縦埋めと比較するとボマーに強めなので、さっきとは逆でボマーが次に空けるタイミングで強い。
グレイのライトニングは1手で結局空いてしまうため、対グレイは非推奨。
シロンのサンライトもハードブロックが直線上に少ないとサンライト1手で空けられてしまうが、爆発までの時間はかかるため、縦埋めよりもリス開けがギリギリ間に合うパターンは少ない。

注意しておくリスのパターン

ハードブロックが活用できるタイプのリス

リスポーンの先にハードブロックが存在する形はまた違ったパターンが選択肢として存在。具体例としてはボムタウン6など

メリット:従来の縦埋めよりクロキックに強く、貫通も余分に1手要求出来る

デメリット:裏から入ればアタッカーでも1手で空けられるので、アタッカーのリス空けが間に合うシーンが増える

ハードブロックの存在によってクロキックしづらい形状になっているため、特に対クロで強い。
アタッカーが裏から回ったとしても、生えた後にネックのブロックを壊さないと上がれないので、クロ相手でハードブロックがあるマップならこの形がおすすめ。一応シロンのサンライトもクロ程有効ではないが、1手余分に使わせる事が出来る。
上記の図のように角が欠けているリス(通称アクア忖度リスポーン)ならプルーンもこの形は可能。

パインはこの形に対してハードブロック越しの少ない歩数から強い形で埋められるのが強みだが、余裕があるならリスの中から下に向かって壁を引いた方がブロックの数は増える。

リスの中にブロックが2つあった方が、ぶん投げボムと横ライトニングで空かないので余裕があるならその方が強い。

横が空いているタイプのリス

横も空いているため、そちらから侵入されると縦埋めも簡単に空けられる

イメージとしてはヒエール雪灯(画像を作り間違えたので防衛目線だと左右は逆になっている)
横も空いているため、縦埋めが実質的に存在しない。
侵入してくる方向に対して横埋めがベスト。
当然だが右側が空いていても侵入経路として機能していないなら通常と同じ。
雪灯はこのスペースが掘られているかどうかを判断材料にする。

味方前衛が通る可能性があるリス

味方前衛が通る可能性がある場合は縦埋め、横埋め共に味方前衛を阻害する可能性があるため、縦リスを横にずらして真っすぐ通れるようにした方が良いケースがある。
昔のアクア1ではこの状況も多く発生した。

現代のマップではアクア4とボムタウン7が時々この状況に陥るケースあり。
ただ味方がその位置で止められる≒相手のブロがそのラインまでラインを上げているという事は、相手ブロがリス空けしにくるケースがあるので、どこまでそれを前提にするかはその都度判断が必要。

リスの埋め方に関する小技

ボムウォールによるリス埋め

ボマーがリス付近にいる状況でアタッカーを倒した時、ボマーは予備ボムを用意して埋まった瞬間に貫通を繋げてリス空けを狙って来るケースがある。
そこに対して足元にボムを置いて壁を引けば貫通をケアする事が可能。

グレイ以外は横壁にすればケア出来るので、主に対グレイ用の小技。
予備ボムがあるから壁の硬直を挟まれる事は少ないが予備ボムのつなぎ先を変えて壁の硬直にダメージを取る方向に変えてくるので、埋められる反面、確実に体力が削られる事は念頭に置く事

リス開けに戻って来るor相手防衛がリス開けをする可能性を考慮する

判断条件の中で「相手がどの方向からリスに向かって来るか」を挙げたが、相手がデスしてから上がって来るか、リス開けにラインを下げて戻って来るかによってその方向が異なるケースがある。

マップの形状によって少しややこしいのだが、リスが少し寄り道するような位置にあるヒエール2やボムタウン6ではどちらのパターンも基本的に変わらない(下側から来る)

一方でリスが相手の初期リスから自ベースに向かう途中にあるマップでは、次にリスを空ける可能性がある相手がデスした相手か、リス開けに戻る相手でリス開けに向かって来る側が異なる。

また、次に空けに来るのが相手のブロッカーの可能性もマップによってある。

この2つの条件が両方実戦で起きやすいマップがボムタウン7で、展開を完全に読み切る事は難しいが変数が多い事は考えておく事。

ついでに言えばボムタウン7はリスの上側がハードブロックを活用できる形な上に、味方前衛がリスの中を通る事もあって、非常にややこしい。

グリアロのリス埋め

グリアロはWMを使える関係上、特殊な形でリス埋めが可能
シンプルな横埋めの形が埋めながら遅延に遅延にも迎えるために基本的に強力だと考えているが、グレイのライトニング1手で空けられない形も存在

これまで通り下から侵入されると予想

正直グリアロのプレイ歴が少ないのだが、脳内で考える限りこれが最もライトニングをケアしつつ、アタッカーに強そうだと感じた。
真ん中のブロックは一つ上でも左でも左上でも成立はすると思う。

右にライトニングを置かれると実は1手で空く

ちなみにクの字を角に付けるとこんな形で1手で空けられるので要注意

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