ボンバーガール 防衛の考え方#6 損切りをする
こんにちは。づーやんです。
今週のテーマは損切りについてです。いくつかの意味合いで使われる言葉だと思いますが、自分の考えてる損切りの概念を書いていきます
損切りの定義
今回語る防衛においての損切りの定義は以下
読み合いを避けて防衛のリソースを一定支払い、リソースが取り返せる状況を整えるor勝利に必要な最低限のリソースを守ること
リソースが取り返せる状況を作る事
ケースの具体例
具体例として、例えばベースインされた際、シューターのスキルが無い状況でもタックル等の択を取れば、相手との読み合い次第では相手をキル出来る。
ただし読み合いに負けてダメージを取れなかった時は、自分だけダメージを受けるorスタン等して立ち位置が悪くなり、より多くのベースダメージを取られてしまうリスクがある。
こういう時に敵を倒すタックルをせず、角ボムなどで相手の動きだけを制限して、取れるダメージを減らしながら、自分の体力と立ち位置等の防衛リソースをスキルのリキャストが回復するまで保持して、スキルのリキャストが貯まった後に、より有利な読み合いが出来る状況にする(≒キルを取ってリソースが取り返せる状況)事を指す
他にも良くあるケースとして、弾が無い時にゲートを守るために、ゲートの外にボムを置きに行く事は多々あると思うが、こういう時に相手のアタッカーの攻撃スキルで体力を削られると、少しのゲートダメージを抑えるために防衛で体力を払う事になる。
体力を支払う価値がある。と判断出来るならそうすべきだが、自分の考えとしてはゲートを2秒程度で長持ちさせる事よりも防衛(特にシューター)の体力50の方が価値が重い事が殆どだと考えている。
何故損切りすべきか?
基本的に不利な読み合いをしてリソースを失う事は損だと考えているのが主な理由である。
無敵スキルがあるアタッカーに対して、硬直を狩る方法が無いのにタックルを仕掛ける事は相手がミスしない限りは無意味なアクションになる。
単なるミス期待でリスクがあるアクションを取る事はそもそも相手を舐めているだけで、相手がミスらなかったら状況が悪くなるだけなので、損切して読み合いが出来る状況まで耐えた方が良いケースは多いと考えている。
特にシューターは顕著で1:1でベースインされ、無理に倒そうとして返り討ちにあうくらいなら、損切して弾のリキャストが貯まるのを待ち、そこから読み合いを仕掛けた方が良い結果になる可能性が高い。
コの字さえあれば読み合いを仕掛けられる状況は作れるはず。
コの字が無くともベース内で2人で防衛していれば、削られるベースダメージを減らしながらスキルの回復を待ったり、挟み込める形など有利な読み合いが取れる形まで待ってからタックル等でも仕掛けた方が良いケースは多いと考えている。
ベースインされたからと言って焦って無理に倒そうとタックルを仕掛け続けるよりも、被害を軽減しながらスキルを当てられる状況を作り上げる意識を持つべき。
勝利に必要な最低限のリソースを守る
一定のベースゲージを支払って、勝利に必要な最低限のベースゲージを残すor時間を稼ぐ事を指す
基本的には以前述べたリーサル判断と同様で、前が通る目処があるなら相手を倒せなくても、前がベースを割るまでの時間を稼げば良いだけ。
被害を軽減するボム置きを徹底して、相手がスピードを出すためにスキルを使ったり、窪みに入って近ボムを置きに来るタイミングを狙ってスキルを撃てば良い。
リスクを取ってタックルを仕掛けると、通らなかった時に相手に多くの窪みを使われる事になるし、スキルも先撃ちして外してしまうと、相手は窪みに入るリスクも無く高いDPSで殴る事が出来る。
ミニマップを見た状況の把握が必要だが、勝利に必要なのが遅延して耐える事だけなら、リスクを抑えたアクションで1秒でも時間を延ばす事を考えた方が勝てる試合は多い。
相手のラスアタを完全に封じて、前がミスしても勝てる状況を作るのが一番の理想だが、そこまでしなくても勝てるかどうかは考えるべきだし、そもそも通る確信が無い状況だったとしてもリスクを取るよりも、最低限の被害に抑えて、こちらの前が強く通る事に期待する方が良い。
根本的に相手がミスせずしっかりと展開してきた場合は、ラスアタを完全に防ぐ事は不可能なため、相手のミス待ちを狙うようなアクションを取るよりは、被害の軽減をどう適切に行うかを考えた方が勝率は上がると考えている。
もちろんリスクを取らないと勝てない展開の試合がある事は否定しないし、今回に関してはセオリーというよりもあくまで、自分の考え方という側面が強い。
ボムダメージを狙う事に関する捕捉
ミス狙いのタックルは弱い。という事をこれまで話したが、ボンバーマンをベースとしたゲームである以上、ボムでダメージを取るための引き出し自体はちゃんと考える必要がある。少なくとも1:2or2:2以上のベース戦であれば、防衛が体力を支払って強い位置取りを取って行けばボマーにダメージが取れる読み合いの択は作れるはずだし、無敵スキルも有限なため、無敵スキルが無い状況を作れればアタッカーにもタックルの択は通る。
相手のミス狙いのアクションでも、平地で自分がある程度ダメージを受けるorデスしてもカバー出来る盤面ならチャレンジする価値はある(主にシューター1人でフォローが効く状況での前線のブロッカー)
ただ仕掛ける際のリスクが大きい状況でも脳死で仕掛け続ける(特にベース戦)は狙わず損切りすべきと考えている
自戒として
ここから先は本当にチラシの裏にでも書いておくような内容だが、今週はプレーが雑になって、正にここで書いたような損切りの判断が出来ずに負ける試合が多く、かなり負けてしまった。
グランドマスター以降なら求められる水準はまた変わるのかもしれないが、少なくとも今の自分のランクでは損切りをベースに無理をせず、被害を最小化する事が一番勝利に貢献できるはずだと考えているので、自戒を込めてしっかりと損切りをすべきという事を記す
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