ボンバーガール 防衛の考え方#16 詰め筋を考える
こんにちは、づーやんです。
土日月と23時付近までボンバーガールをしていたので記事の更新が遅れに遅れました。
今週のテーマは防衛の詰め筋についてを考えます。
基本の詰め筋の定義
相手前衛の動きに依存せず防衛が最善手を取れば勝ちが確定している状況。
具体的なケースとしてはボムブロと壁で遅延してベースインの時間を減らす事が出来ればゲージ差が最後の双方のボイス込みで捲れない状況を指す。
前衛がクソラを入れて前提が崩壊する可能性は当然あるが、そのケースは考慮しない事とする。余裕あれば守ろうを先に打っておく事。
本筋とは違うが、防衛は詰め筋がはっきりしていたのに、いらない割り切りチャレンジを失敗して負けるケースはあるので、そういう時は予防策としてチャットを打っておいた方が良い。
基本的には相手を最後に2枚返せており、的確に遅延を行えばベースインされないorコズミックやアタッカーのブリンクスキル+αしか入らない状況の事を指す
ブロッカー1人での詰め筋
ブロッカー1人でボムブロ+壁で遅延出来る手数で残り時間を消化出来るかどうかを計算して、詰めが成立するかどうかをまずは考える。
最後に2人正面から来るとして、ボムブロ1手で約3秒弱遅延出来ると考えた方が良い。
予備ボムによる誘爆の早め方やアタッカーの無敵スキルを含めて最適なボムブロの手順は臨機応変に変わるが大切なのは詰めに必要な手数の遅延が成立するなら最善手ではなくて良いという事。
相手との読み合い次第にはなるが最善手では3手ボムブロ出来る状況だったとして、残り時間が7秒しかないのであれば別に安定を取って次善策の2手でも試合に勝てる事は間違いない。
基本的に可能な限り最適を詰めるべきだが、相手との読み合いがいらない部分や操作ミス、ラグによる歩数の読み違えを防ぐために安定を取っても詰め切れるなら安定を取った方が良い。
基本的にボム3つ+壁を使って正面から遅延する手順はマップごとに最適化すると概ね置く手順は決まっているので、マップ毎に事前にある程度手順を詰めておく事をお勧めする。
マップを見て自分で考えるのがベストだが、分からなければ配信で上手いブロッカーの手順を真似する事が簡単。
余談だがパインは4マスウォールで1手だけ遅延を増やせたり、ベース内のどこでも使える2秒ボイスのおかげで詰めの盤面が一番分かりやすいため、詰め筋を考えるならパインから考えると良いと思っている。
シューターと2人での詰め筋
次にシューターと2人での詰め筋を考える。
基本的には上記の詰め筋に加えて、ネックでの読み合いにシューターのスキルを加えたらどうなるかを考える事になる。
具体例を挙げると遅延の手順を踏んでベースネックまで相手が到達。
相手が食らい抜けor無敵抜けでベースインをしてくる手順の時、ツガルのアップルスタンサイダーがネックに飛んで来れば、そこで1手止まるので再度ネックをやり直す事が出来る。
ツガル以外だとパプルのケルベロスの先置きや食らい抜けに対するジャッジメント等も存在。
相方依存になるので過信は出来ないが、相方が合わせてくれたら成立する。という前提で考えておくと拾える試合が増えるはず。
特に重要なのがネックを再度やり直せる=壁のリキャストが貯まるという事。
例えばモモコでネックウォールを引き、ネックウォールを突破してくるタイミングでツガルがアップルスタンサイダーを投げてネックをやり直した場合はモモコの壁が再度貯まる事になる。
パインの場合はそれを考えるならネックウォールではなく、ネックの1手前の3マス通路等で壁を引き、ネックウォールが無いタイミングをシューターにカバーして貰い、その後にネックウォールを使う。等が重要。
他にも壁に対してアタッカーがブリンクで入るしかない。という状況だった場合はエメラもフルバを抱える事でそこを確実に落としてアタッカーの打点を0にする。等、具体例はたくさんあるので、双方がスキルを最適に使えばどのようにネック攻防が進むかを考えておくと良い。
ネックをやり直せるスキルだと他にもグリアロのチャイルドプレイやアクアのABM等も選択肢に存在するので、先打ちして相手に当たらなくても相手に回避行動を取らせるだけで実は詰んでいる盤面を見逃さないようにしたい。
ほぼ詰めの状況を見逃さない
#3で書いた内容に近いが、敵を倒せなくても与えるダメージさえ減らせば概ね勝てる状況もあるのでそれを見逃さない事
具体的には相手前衛に入られてはいるが、こちらの前衛もベースインしており、ゲージの優位をあと数秒保てば終わるような状況。
当然体力があったはずの前衛がミスってLv5ボムを置けず、2人同時に落ちたりする事もあるので、確定はしていないが順当に行けば敵を倒せなくてもそのままゲージリードを保っていれば勝てる場合、ベースインされてからも2人で角ボムからの横2連ボム等、窪みウォールなどで使える窪みを減らせば相手との読み合いを制してキルを取れずとも、そのまま終わらせる事が可能。
一番よくあるケースが相手のボマーがおらずアタッカー1枚の状況で、それならアタッカーを倒しに行くよりも窪みをひたすら塞いで打点を出すスピードを減らすだけで勝てる試合は少なからず存在するので、残り時間とゲージ量、ミニマップを通じて確認できる前衛が削れそうなゲージ量から、概ね被害軽減だけすれば勝てそうだな。という詰め筋が浮かぶと拾える試合が増えるはず。
詰め筋とまではっきり確定していなくても、前衛がどれだけ通る見込みがありそうかなどを判断出来るようになるためには、一定前衛の技量が必要だと自分は考えているため、防衛での状況判断の精度を上げるためにも前衛を練習する価値はあると思っている。