ボンバーガール 防衛の考え方#3 リーサルをずらす
こんにちは。づーやんです。
今週のテーマはリーサルをズラす事です。
ボンバーガールのマップも色々と変遷してきましたが、おそらく運営の方針として、現環境では道中に強固なネックや防衛地点が少なく、最終的に互いの攻めが通るようなMAPが基本的に採用されるようになっています。
攻めが通るMAPでは防衛の仕事としてタイムアップ時にゲージを出来るだけ残す以外に、前衛が割るまでベースを耐えさせるという観点も必要になってきます。今日は主に後者をテーマとして書きます
リーサル状況の定義と理解
リーサルを取る、という事はラッシュに入れずorラッシュに入れた上でそのターン(前衛が2枚ともデスするまで)にベースを割る事と定義する
対面前衛のキャラピックによるリーサル幅
リーサルで重要なのは一瞬で出せる火力の量で、これは前衛のキャラピック、特にボマーに大きく依存する。
具体例として各キャラのリーサルでの火力の出し方を挙げる。
クロ:ギガンティックボム(500)+左右の窪みに近ボム(200)=700
グレイ:ハイパープラズマボム(350)+近い窪み2つに近ボム(200)=550
ラインボムを加えるとちょっと遅れて+100?
プラチナ:コズミックレーザーボム(200)+近ボム3つ(300) = 500
ぶん投げを使えば+100は出せそうだが、近ボムにぶん投げ重ねで200取ってからコズミックのパターンの方が多い…?
(理論値的には窪み4つも行けるが現実的には相手防衛2落ちでもない限りは難しそう)
自分が前衛のリーサルの火力の出し方のパターンを完璧に把握しているわけではないのだが、概ねこれくらいは一瞬で出せる可能性があると考えておくべき。
実際はここにアタッカースキルが残っている場合それも+される。特に強力なのがウルシとセピアで花火隠れorCCで100ダメ以上を取りながら、無敵後の硬直がほぼ無いため硬直を狩られずに起爆ボタンを押す事が可能。
詩織は植樹中であれば、ラッシュに入れても無敵が残っている限りは詩織側のターンが確定で続くので、高い位置で植えられた場合は防衛の状況にも寄るが、ラッシュを入れながら1000以上殴られるパターンも存在する。
防衛をする際には、まず相手のキャラピックから一瞬でどれくらいのゲージが消え得るかを判断して、相手のリーサルアクションを把握し対応する必要がある。
早期にラッシュを消化されない
リーサルの定義を「ラッシュに入れずorラッシュに入れた上でそのターン(前衛が2枚ともデスするまで)にベースを割る事」と定義した場合、当然だがラッシュタイムが存在しない状況では後述の読み合い等は発生しなくなる。
早期にラッシュを消化される事のデメリットについては別の機会があれば書くかもしれないが、とにかくラッシュを消化されない事が、今回の内容の前提になる。
リーサル状況をズラすアクション
相手のリーサルを取るor取りに来るアクションに対して防衛側が取れるアクションは主に以下のアクションがある。
ベースを回復する
主にブロッカーのLv5スキルを主とした回復スキルを使う事。
ベースゲージが700の時にクロがギガを置いてきたとして、近ボムの誘爆込みだとそのままベースが割れるが、ギガが爆発する前にアイドルボイスでベースゲージを360(メロンは460)回復すればまだベースゲージが残る。
注意点としては、回復スキルは発動から回復までラグがある事。対面ボマー側もそれを見越してLv5ボムを即爆する事でリーサル範囲は多少狭くなる+起爆ボタンを押すためのアタッカーが別に必要になるが、火力を出すスピードを上げる事が出来る。
モモコやメロンの場合は即爆された場合、見てからでは基本的に間に合わないし、反応速度の問題にはなるがシロ、シロン、プラチナのようなLv5ボムの発生が早いキャラ相手も見てから対応する事がシビアになる。
パインの場合は概ね見てから対応が可能だが、上記3キャラの即爆でのリーサルに実践できっかり間に合うかはラグの関係も含めて難しいため、要注意。
一番強力なのは既に注射を構えてあるプルーンで、一瞬で360回復させる事が出来るため、注射を構えてさえいれば生きている限り、確実に回復をする事が可能。
ベース回復のアプローチはリーサルをズラす上では基本のアクション、かつ最も重要なアクションでこれを適切に使う事がリーサルをズラすという事の大半を占める。
一応これら以外の小技として、パプルのジャッジメントは一瞬だが僅かにゲージを回復出来るので、ベースが0になった瞬間に回復させれば相手のボタン連打との噛み合い次第では一瞬ズラす事が出来るし、グリアロのラブランドによる継続回復も同様に一瞬ズラす事は可能。
特にグリアロの場合はWMをケアする関係上、ボマーは即爆してスタンしているケースが多いため、アタッカーがスキルを合わせた場合はそのスキル硬直の間に継続回復が出て一瞬耐える場合が多い。
アクアのヴァンパイアキッスも回復量は小さいものの、ギリギリのリーサルはズラす事が出来る。
ベース内で火力を出せない状況を作る
リーサルは基本的にベース内で2人いる時が最も火力が出せるため、そういう状況を作らない事。色々なアプローチがあるが、具体例としては以下の通り
グリアロorアクアのLv5(疑似)即死スキルを使い、対面を倒すorベース内に居られないようにする
パステルのスクランブルを使い、ベースに入れないような時間帯を作り出すor対面を落とす
オリーヴのアクトファイヤーを使い、2枚入って来た相手を倒すorベース外へと追い出す
火力源となるボマーに弾を集中させ、ベースインをさせない状況を作り出す
特にLv5スキルを使ったアクションは強力で、対面のスキル状況等との相談にはなるが、適切に使えば確実にズラす事が可能。
Lv5スキルを持つかどうかと、どのタイミングで使うのが最も効果的か(後述)を考えてスキルを使うタイミングを考えたい。
余談だがレインボー稼働後~2022/11の調整までの間、パプルのレクイエムはこのカテゴリーの中で群を抜いて強いスキルだった。
相手が置けるボムの数を減らす
ボマーのリーサルパターンを見れば分かるが、基本的に前衛側のリーサルの最大値はLv5ボムの爆発に合わせて各窪みで近ボムを誘爆させる事なので、近ボムを置かせなければ相手が出せるダメージは減る。
やる事は単純で窪みに青ボムを先置きするor壁で窪みを減らす。
グリアロのWMによる火力を出すボムの変換も考え方としては同じ。
このアクションが特に重要になるのは前述のリーサルをズラすアクションを取った後と、相手がリーサルを取りに来る前。
Lv5ボムに対してボイスで回復してリーサルをズラした場合、200~300程度のベースゲージが残るわけだが、窪みを4つ使われる場合は2~3秒で終わるものの、窪みを塞いでしまえば数秒は耐える事が出来る。
最後のギリギリの状況で0.5秒耐えている間に前衛が先にベースを割ってくれる。という出来事は全員経験した事があるはずなので、悪あがきのような数秒の耐えも馬鹿には出来ない
もう一つはリーサル圏内に入れるのを遅らせる事で、実戦ではベースゲージが2000~1500等のリーサル範囲外状況から攻めがスタートし、リーサルラインまで行った段階で対面がリーサルを取りに来るケースが多い。互いに削り合いになっている場合は、少しでも削られるスピードを減らす事で、敵がリーサルラインまで削るより、味方がリーサルラインまで削ってリーサルを取りに行くタイミングが早くなる。
もちろん味方がリーサルを取りやすいゲージまで削らせた上で、敵前衛を倒すのが理想なのだが、スキルを当てる等読み合い含めて難しい事を要求されるので、味方前衛に戦力が寄っていて、時間さえあれば十分リーサルを取ってくれる算段があるなら無理な読み合い等せず、窪みにボムを置いたり、壁を引くだけなどの簡単なアクションを取る事で勝てるならそれに越した事は無い。
リーサルをズラすアクションが取れない状況を作らない
スキルが無い状況を作らない
リーサル状況をズラすアクションで強力なアクションは主にLv5スキルのため、Lv5スキルが無い状況では対面前衛は強気なリーサルを取りやすい。
例えば前衛視点に立った時、自ゲージ1400で相手ゲージを700のギリギリラッシュ管理まで削ったとしてギガンティックボムを置いてリーサルを狙いに行った場合、800くらいはアタッカースキル込みで出す目処があるが、ギガに合わせてボイスを使って回復された場合のゲージ状況は自ゲージが1400、相手ゲージが250
当然ラッシュタイムが発動してそのままベースを割るのは失敗する可能性が高くなるし、自ベースも吹き飛ぶリスクが高いのでリーサルを狙いづらい
一方で、もしこの状況でブロッカーのボイスがリキャスト中だった場合は、リーサルをズラされるリスクは非常に低いため、ラッシュごとベースを割りに行くようなリーサルが取りやすくなる。
これを避けるためには、リーサル状況が近づいた時点で、前述のリーサル状況をズラすスキルをいつ使うのかを考えて置くこと。
次のリキャストが来る前に、相手のリーサルにならないかどうかをLv5スキルを使う前に必ず考える(前述したタイミングを考える。とはこの事)
※注 ボイスを温存するのは前衛にリーサルを取らせるためにベースを回復しないという判断も含まれるが、そのあたりの判断基準は違う機会で論ずる
デスをしない(リス埋めに行かない)
当たり前の話だが、リーサルをズラすアクションを取るためにはベース内にいる必要がある。ブロッカーがデスしていたら当然ボイスは歌えないからズラせないし、シューターがデスしていた場合はラッシュを貰ってもブロッカーだけでは相手を倒す手段に乏しいため、ズラした数秒で前衛が割ってくれない場合は結局数秒後にそのまま自ベースが割れてしまう。
リス埋めも同様で、リス埋めに行ってる間はボイスが歌えないし、1:2でベース内にシューターを残すとシューターがデスをするリスクは格段に上がる。
防衛がデスして1:2になった場合は、敵前衛からすると近ボムを置きに行ったところを挟まれたり、弾を撃たれるリスクが減るし、対面のボムブロの手数が減るため、打点を出すために使える窪みも増える。1人ベース内から消えるだけで、対面が削るスピードは格段に上がる事は理解しておく必要がある。
初期リスとベースの距離にも寄るが、ベース内にコの字も無いような状況だと、1人がデスしてベースに戻るまでの間に1500くらいは一瞬で吹き飛んでもおかしくないくらいの危機感は持っておきたい。
それまで100点満点の防衛が出来ていたとしても、ゲームが終了する10~20秒前にデスした場合、その瞬間に戦犯になる。ぐらいの意識をシューター、ブロッカー共に持っておく事。
いつリーサル圏内に入るかを予測する
前述のリーサルをズラすアクションが取れない状況を作らない、といった事を起こさないためにはいつリーサル状況に相手が入りそうかどうかを予測しておく事が重要になる。
防衛の残りの貯金(築城など)や敵前衛の位置と体力、シューターのスキルの残り具合、味方防衛と敵前衛の力量差、etc…と色んな要素があるが、リーサル状況になった時に、防衛がちゃんとリーサル状況をズラせる状況を作る必要がある。
具体的にはLv5スキルのリキャストが貯まっている、十分な体力があってデスのリスクが低いというような状況の事。
リーサルが見えるならボイスは温存した方が良いし、ボイスを温存するという事はもう体力を回復出来ないため、まだベースゲージに余裕があるなら敵を素通しorベース内の敵を放置してでも帰還して体力を整えた方が良い状況だって存在する。
必死に頑張って敵を倒そうとして、リーサル状況に入った時に疲弊してもう撃つ手がない。という事にはならないようにする。
まとめ
個人的には現環境のGA帯で、リーサルをズラすという意識はA枠の防衛が最も意識するべき事だと思っている。
A枠で防衛しているという事はG枠が前衛にいるケースが相対的に増えてくると思うが、G枠の前衛は後ろが完璧に守ってくれる事なんて求めていなくて、前衛が割るまでの間に数秒で良いからリーサルをズラして欲しいと思っているはず(違ったらすいません…)なので、リーサルをどうしたらズラせるかは常に意識しておきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?